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エラボトックスの注入量は40単位と80単位どっちが良い?目安量や製剤の種類を解説!

エラボトックスは、フェイスラインをすっきり見せたい方や、エラ張りに悩む方に人気の美容施術です。

施術時には40単位または80単位のいずれかを選ぶのが一般的ですが、「自分にはどちらが合っているのか分からない」と迷う人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、注入単位の基本的な目安やそれぞれの違い、使用されるボトックス製剤について詳しく解説します。

また、効果やダウンタイム症状も併せて紹介します。

この記事を読めば、ボトックスの注入量について理解することができるので、施術を検討している方はぜひ参考にしてください。

ボトックス注射の単位とは


ボトックスの単位は、薬剤に含まれるボツリヌストキシンの活性量を示す指標です。

施術における効果の強さや持続期間に大きく関係しており、単位数が多いほど筋肉の働きを抑える力が強くなります。

エラボトックスでは、顔の筋肉量や理想とするフェイスラインの仕上がりによって、必要な単位数が大きく変わります

注射の単位をどうするか迷ったら、自己判断せず、施術を受けるクリニックでのカウンセリングを受けて決定しましょう。

エラボトックスで注入する単位の目安


エラボトックスで注入する単位の目安は、20cc〜40ccが一般的ですが、筋肉量によって変動します。

ここでは、エラボトックスで注入する目安の単位を詳しく解説します。

エラボトックスの施術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

20cc〜40ccが一般的

エラボトックスでは、片側あたり20〜40単位を注入するのが一般的です。

エラの筋肉(咬筋)の発達が軽度な方や、ナチュラルなフェイスラインの変化を希望する方に適しています。

ボトックス注射を初めて受ける方や、過剰な効果を避けたい方には、左右で合計40〜80単位ほどが標準的な範囲といえるでしょう。

筋肉量によっては80cc〜100ccを注入する

筋肉の張りが強い方や、しっかりと輪郭を引き締めたい方には片側40〜50単位、合計で最大100単位程度が用いられることもあります。

80cc〜100ccを注入した場合は、小顔効果がよりはっきり現れるのが特徴です。

ただし、過剰な注入はたるみの原因になる場合もあるため、注意しましょう。

エラボトックスは両方で50〜100単位が目安

エラへのボトックス注射は、左右あわせて50〜100単位が目安です。

50〜100単位を注入した場合は、多くの方が満足できる仕上がりを手に入れられます。

注入量が少なすぎると変化がわかりにくくなる一方で、多すぎると表情の硬さが出る危険性もあるため注意が必要です。

顎や口元にもボトックスを注入する単位の目安


エラボトックスと同様に、顎や口元にもボトックスを注入すると、顔全体のバランスが整いやすくなります。

顎や口元へのボトックス注射は、梅干しじわや口角の下がりが気になる方には効果的です。

注入量は少量でも表情に大きく影響するため、部位ごとの適切な単位数を把握しておくことが大切です。

ここでは、顎や口元へボトックスを注入する際の単位目安を解説します。

顎へのボトックスは8〜16単位が目安

顎に注入するボトックスは、一般的に8〜16単位が目安です。

オトガイ筋と呼ばれる筋肉へ注射を行うと、梅干しじわといわれる細かいしわや、力が入りすぎて不自然に前に突き出た顎の印象をやわらげる効果が期待できます。

表情に大きな影響を与える部位なので、バランスを見ながら少量ずつ注入するのが基本です。

フェイスライン全体の印象を整えたい方は、併用も検討するとよいでしょう。

口元へは10〜30単位が目安

口元へのボトックス注射は、10〜30単位ほどが目安です。

10〜30単位でボトックスを注入する場合、口角下制筋などに働きかけて、優しく柔らかい表情を作る効果が期待できます。

注入量が多すぎると笑いづらく感じる場合もあるため、自然な表情を保つために少量ずつ調整するのが基本です。

エラボトックスは自分に合った単位を決めることが重要


エラボトックスは、ただ“量を多くすればよい”というものではなく、自分に合った単位数を見極めることが重要です。

適切な注入量は咬筋の発達具合や骨格、目指したいフェイスラインの形によって変わります。

注入量が少なすぎると効果が実感しづらく、多すぎると表情の硬さやたるみの原因になるリスクもあるため注意が必要です。

プロの医師とよく相談し、自分の希望と状態に合った単位数を提案してもらうと、より自然で満足のいく小顔効果を得やすくなります。

上野美容外科・美容皮膚科でのエラボトックス注射は、こちらをご覧ください。

ボトックス製剤の種類


ボトックス製剤は、大きく分けて以下2種類があります。

  • ボトックスビスタ
  • ボツラックス

各製剤について詳しく解説します。

ボトックスビスタ

ボトックスビスタは、アラガン社が製造する厚生労働省認可の製剤で、日本国内でも多くのクリニックで採用されています。

効果の持続性や品質の安定性に優れており、安全性を重視したい方や、ボトックスにあまり慣れていない方におすすめです。

ボトックスビスタの価格はやや高めではあるものの、その分信頼性が高く、安心感があります。

効果の持続期間は、3〜4ヶ月程度です。

ボツラックス

ボツラックスは、韓国のヒューゲル社が開発したボトックスのジェネリック製剤です。

韓国やアジアを中心に広く使用されており、2〜3日で効果が出始める即効性があります。

持続期間は2〜3ヶ月と、ボトックスビスタよりやや短いものの、価格はリーズナブルなため費用を抑えたい方に人気です。

定期的に施術を受ける予定のある方や、ボトックスに慣れていてコストパフォーマンスを重視したい方におすすめです。

エラボトックスの効果について


エラボトックスの効果について、以下の2つに分けて解説します。

  • 施術後数日〜1週間ほどで効果を感じ始める
  • 効果のピークと持続期間

それぞれの詳細内容をチェックしましょう。

施術後数日〜1週間ほどで効果を感じ始める

エラボトックスは、施術してすぐに効果が出るわけではない点に注意が必要です。

早い人で3日後あたりから筋肉の動きが弱まり始め、1週間程度で変化を感じる方がほとんどです。

施術後4日が経過した後、フェイスラインの引き締まりや咬筋のゆるみなどが徐々に現れ、自然な変化として実感できます。

エラボトックス注射が初めての方は、即効性を過度に期待せず、2週間程度かけて様子を見まるとよいでしょう。

効果のピークと持続期間

エラボトックスは、注入後約1ヶ月前後で効果のピークを迎え、約3〜6ヶ月ほど持続し、徐々に筋肉の動きが回復していきます。

繰り返し施術を受けると筋肉が細くなり、より長期的に小顔効果が期待できます。

効果を持続させたい場合は、医師と相談しながら適切なタイミングで再注入しましょう。

エラボトックスの適切な注入頻度


エラボトックスの適切な注入頻度は、おおよそ6ヶ月〜半年に1回が目安です。

ボトックスは永久に効果があるわけではなく、徐々に筋肉の働きが回復していくため、効果を維持するには、定期的な施術が必要です。

初回は3ヶ月程度で再注入し、筋肉のボリュームが落ち着いてきたら、6ヶ月〜半年ごとに間隔を空けていく必要があります。

ただし、筋肉の発達具合や施術の目的によって適切なタイミングは異なるため、医師の判断をもとにスケジュールを調整しましょう。

エラボトックスの副作用とリスク


エラボトックスの主な副作用としては、腫れ・内出血・左右差・違和感などが挙げられるほか、まれに笑いにくさや口元の動かしにくさを感じる人も一定数います。

副作用は、ボトックスが周囲の筋肉にも影響を与えると一時的に生じるもので、多くは数日〜数週間で自然に回復します。

適切な量と、正確な位置への注入でリスクを最小限に抑えられるため、信頼できる医師による施術が重要です。

エラボトックスのダウンタイム症状と過ごし方


エラボトックスのダウンタイム症状と過ごし方を、以下のとおり解説します。

  • ダウンタイム症状
  • ダウンタイム期間中の過ごし方

それぞれの詳細内容をチェックしましょう。

ダウンタイム症状

エラボトックスのダウンタイムは比較的軽く、日常生活に大きな支障はほとんどありませんが、以下の症状が数日間続くケースがあります。

  • 注射部位の赤み
  • 腫れ
  • 内出血
  • 軽い痛みなど

筋肉の違和感や顔の左右差を感じる場合もあるものの、一時的なものが多く、自然に回復するのが一般的です。

メイクや洗顔は当日から可能な場合が多いですが、強くこするなどの刺激は避けるようにしましょう。

万が一、症状が長引いたり強く出たりした場合は、早めにクリニックへ相談するのが安心です。

ダウンタイム期間中の過ごし方

ダウンタイム中は、注射部位に刺激を与えないことが大切です。

筋トレやランニングなどの激しい運動、入浴やサウナなど血流を促す行為は、内出血や薬剤の広がりにつながる可能性があるため、施術当日から24時間は避けるとよいでしょう。

また、アルコールの摂取も腫れや赤みを助長する恐れがあるため、控えるのが無難です。

なるべく安静に過ごすことが、ダウンタイムの短縮に繋がります。

エラボトックス施術を受ける前の準備


エラボトックスを受ける前には、施術当日の体調管理が重要です。

風邪や発熱など体調不良がある場合、炎症や副作用のリスクが高まるため、無理に受けないようにしましょう。

また、血行を促進する行為(飲酒・運動・長時間の入浴)は、施術前日から控えるのが望ましいとされています。

メイクは施術部位を避けるか、来院後に落とせる準備をしておくとスムーズです。

妊娠中や授乳中の方、持病のある方は必ず事前に医師へ申告しましょう。

エラボトックスは適切な注入単位を選ぶことが大切


エラボトックスにおける効果を最大限に引き出すには、自分に合った適切な注入単位を選ぶことが重要です。

注入量が少なすぎると十分な効果を感じにくい一方で、多すぎると表情が不自然になったり、咬む力が弱まったりといった副作用が出る可能性があります。

エラボトックスにおける最適な単位数は咬筋の発達具合や骨格、希望する仕上がりによって異なるため、経験豊富な医師による診察と調整が必要です。

安全かつ自然なフェイスラインを手に入れるためにも、自己判断せず医師との相談を重ねましょう。

エラボトックスに関するよくある質問


最後に、エラボトックスに関してよくある以下の質問への回答をまとめました。

  • 40単位と80単位の効果にはどのような違いがありますか?
  • エラボトックスをやめるとどうなりますか?
  • エラボトックスが向いている人にはどのような特徴がありますか?
  • エラボトックスにはどのような効果がありますか?

それぞれの質問や回答を、情報収集の一環として目を通しておきましょう。

40単位と80単位の効果にはどのような違いがありますか?

40単位は比較的筋肉の発達が少なく、ナチュラルな変化を求める方に適しています。

一方で80単位は、咬筋が比較的発達している人や、しっかりとした小顔効果を得たい方に選ばれています。

単位が多いほど効果は強く出ますが、その分筋力の低下やたるみのリスクもあるため、自分の筋肉量に合った適切な単位を医師と相談しながら決めるのが大切です。

エラボトックスをやめるとどうなりますか?

エラボトックスの効果は永続的ではなく、約3〜4ヶ月で徐々に効果が薄れていきます

しかし、やめたからといって元に戻るだけで、急激にエラが張ったり悪化したりするリスクは基本的にありません。

ただし、筋肉の働きが元に戻るため、定期的に施術を受けていた方は、フェイスラインの印象が少しずつ変わる可能性があります。

エラボトックスを継続するかどうか迷ったら、ライフスタイルや見た目の変化に合わせて判断しましょう。

エラボトックスが向いている人にはどのような特徴がありますか?

エラボトックスは、以下の特徴に当てはまる方におすすめです。

  • 咬筋が発達している方
  • 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方
  • 筋肉によるエラの張りが気になる方

骨格が原因のエラ張りや皮下脂肪によるふくらみが目立つ方には、別の治療法が適している場合があるため、定期的に医師へ相談するとよいでしょう。

エラボトックスにはどのような効果がありますか?

エラボトックスの主な効果は、咬筋の張りの緩和による小顔効果です。

筋肉を一時的に弱めると、エラが張った印象がやわらぎ、フェイスラインがすっきりします。

食いしばりや歯ぎしりの改善にも役立ちやすいほか、効果は通常3〜4ヶ月程度持続するのも、エラボトックスを受けるメリットのひとつです。

まとめ


エラボトックスにおける注入量の目安や効果、施術を受けるときの注意点を解説しました。

エラボトックスは、エラ張りを改善しフェイスラインをすっきり見せる人気の施術です。

製剤の種類やダウンタイム・リスク・副作用などを正しく理解したうえで、自分に合った施術プランを立てると、より自然で満足度の高い仕上がりが期待できます。

この記事を参考に、不安や疑問がある場合は、実績のあるクリニックでカウンセリングを受けながら、納得できる施術を受けましょう。

エラボトックスの施術を検討している方は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

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