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リジュラン注射

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サーモン注射とリジュラン注射の違いは?おすすめの人や効果なしといわれる理由も解説

サーモン注射とリジュラン注射は、どちらもサーモンから抽出される自然由来の薬剤です。

リジュランは「高濃度サーモン注射」と表現されることもあります。

そんなサーモン注射とリジュラン注射について「違いを知りたい」「どっちを選べばよいか分からない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、サーモン注射とリジュラン注射の違いを解説し、主成分・効果・持続期間・ダウンタイムを徹底比較します。

また、施術別のメリット・デメリットや目元への応用例も併せて紹介します。

この記事を読めば、自分に合った施術選びのポイントを理解できるので、注射選びに失敗したくない人はぜひ参考にしてみてください。

サーモン注射とリジュラン注射の違い

どちらもサーモン由来 DNA成分を使う再生系スキンブースターですが、含まれる核酸の種類や働きなどが大きく異なります

サーモン注射の特徴 ・PDRNが主成分
・即効性がある
・創傷修復やハリ改善におすすめ
リジュラン注射の特徴 ・PNが主成分
・保湿力・バリア機能に優れている
・肌質を根本から整えたい人におすすめ

サーモン注射とリジュラン注射の違いについてさらに詳しく解説します。

まずは違いを理解し、肌悩みやライフスタイルに合った治療を選びましょう。

サーモン注射とリジュラン注射の違い①主成分

サーモン注射とリジュラン注射は 「サーモン由来DNAを使う」という点は同じですが、含まれる核酸の長さや働きが違います

ここでは主成分のPDRNとPNを比較し、どちらが自分の肌悩みに合うか考える手がかりにしましょう。

サーモン注射の主成分はPDRN

PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)はサーモンの精巣・卵巣から抽出したDNAの鎖が短い低分子DNA断片です。

細胞増殖を促す作用があるため、コラーゲン生成や創傷治癒を早める働きがあります。

また、PDRNは以下の悩みにも効果的です。

  • 小じわ
  • 肌のハリ不足
  • ニキビ跡の色素沈着 など

悩みをピンポイントで改善したい人は、PDRNが主成分のサーモン注射を検討してみてください。

リジュラン注射の主成分はPN

PN(ポリヌクレオチド)はPDRNより鎖が長い高分子DNAです。

より長期間の効果が期待できます。

また表皮から真皮まで幅広く浸透し、細胞修復と抗炎症を同時に進める作用があります。

その結果、乾燥くすみや赤みを抑えつつ肌バリアを整え、キメと透明感を底上げする効果が期待できます。

乾燥くすみや赤みなどによるゆらぎ肌・シミや毛穴・肌質を改善したい人は、リジュラン注射を検討しましょう。

サーモン注射とリジュラン注射の違い②効果

サーモン注射とリジュラン注射は主成分だけでなく、期待できる効果も異なります

目的に合った施術を受けて満足のいく仕上がりを得るためにも、それぞれの効果を理解しておきましょう。

サーモン注射に期待できる効果

サーモン注射は即効性に優れ、施術直後から肌のツヤ・ハリ感を実感しやすい美容治療です。

主成分のPDRNは線維芽細胞や血管内皮に働きかけ、コラーゲン生成や血流改善、創傷修復を一度に促します。

さらに、成長因子の誘導により、肌トーンの均一化・赤みや炎症の軽減・色素沈着の予防など、多角的な美容効果も期待できます。

赤みが落ち着く施術後2〜3日から肌の質感が整い、小じわや乾燥くすみも目立ちにくくすることが可能です。

急なお出かけ前やイベント直前の“肌の底上げ”ケアとして、多くの人に選ばれている点もサーモン注射の魅力です。

リジュラン注射に期待できる効果

リジュランに含まれるPN(ポリヌクレオチド)は高分子DNAで、皮膚内に長くとどまる特性があります。

細胞修復と抗炎症作用を同時に促進し、バリア機能を強化しながら持続的な保湿力を高める働きもあるため、乾燥・くすみ・毛穴の開きなど、幅広い肌悩みを改善することが可能です。

そのため、エイジングケアにじっくり取り組みたい人におすすめです。

また、リジュラン注射は以下のように、シリーズ展開も豊富で、部位や肌悩みに応じて選ぶことができます

  • リジュラン:肌全体に作用する標準型の薬剤
  • リジュランS:ニキビ跡の凹凸に特化した薬剤
  • リジュランi:繊細な目元専用の薬剤
  • リジュランHB:麻酔成分により痛みを感じにくい

このようにサーモン注射とリジュラン注射は期待できる効果が異なります。

自分に合っている薬剤が分からないという人はぜひ、無料カウンセリングで医師に相談してみてください。

当院は、上野駅より徒歩30秒の位置にあり、リラックスできる空間を作り上げています。

一人ひとりに寄り添った施術が受けられると評判です。

技術力のある医師を探している人は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

>>東京・上野でリジュラン(リズネ)の施術を受けるなら上野美容外科・美容皮膚科

サーモン注射とリジュラン注射の違い③値段相場

サーモン注射とリジュラン注射は、以下のように値段相場が異なります。

施術方法 1回あたりの値段相場
サーモン注射 2万5,000〜4万円程度
リジュラン注射(標準) 3万〜5万円程度
リジュラン注射(リジュランS) 4万円程度

サーモン注射の費用は1回 2万5000〜4万円前後が一般的です。

リジュラン注射は濃度や部位で異なり、標準タイプで 3万〜5万円、凹凸改善用の リジュランSは4万円超が目安です。

複数回コースを契約すると1回あたりの単価が下がることも多いため、効果の持続期間と年間コストをセットで確認し、予算に合うプランを選びましょう

サーモン注射とリジュラン注射の違い④持続期間

サーモン注射(PDRN)は施術直後〜数日でツヤとハリが現れ、ピークは約2週間です。

その後1〜2ヶ月で緩やかに低下するため、月1回×3回の導入期を終えたら2〜3ヶ月ごとに追加の施術を受けることが推奨されています。

一方、リジュラン注射(PN)は高分子のDNAで皮膚内に長く留まり、細胞再生作用が3〜6ヶ月続くのが特徴です。

導入期は2〜3週間隔で3〜5回受け、その後は半年ごとのメンテナンスを受けることで潤いと弾力を維持できます。

満足度とコストのバランスが取りたい人は、短期の即効ケアならサーモン注射、通院回数を抑えて長持ちを狙うならリジュラン注射を選びましょう。

サーモン注射とリジュラン注射の違い⑤ダウンタイムやリスク

サーモン注射(PDRN)は、注射部位の赤み・腫れ・軽い痛みが出ても、1〜3日で治まるケースが多い施術です。

対して、リジュラン注射(PN)は蚊に刺されたような膨疹が1〜3日、赤みや内出血が最長1週間残ることがあります。

どちらも重い副作用はまれですが、当日は長風呂や激しい運動を控え、冷却と高保湿を徹底しましょう。

万が一、腫れや強い痛み、アレルギー反応やしこりなどの症状が長引いたり、強くなったりする場合は、早めにクリニックに相談してみてください。

サーモン注射とリジュラン注射のメリット・デメリットの違い

次は、サーモン注射とリジュラン注射のメリット・デメリットの両方を紹介します。

サーモン注射とリジュラン注射で迷っている人はぜひ、チェックしてみてください。

サーモン注射のメリット・デメリット

サーモン注射のメリットとデメリットを、分かりやすく表にまとめたのでご覧ください。

サーモン注射のメリット ・効果の発現が早い
・赤みや腫れが短期間
・施術時間が短い
サーモン注射のデメリット ・効果が数ヶ月で減衰
・凹凸改善は限定的
・回数が増えると総額アップ

サーモン注射は低分子PDRNの働きにより即効性が高く、赤みや小じわを整える効果を短期間で実感しやすい施術です。

ただし、効果は2〜3ヶ月で緩やかに薄れていきます。

サーモン注射を受ける際は、定期的なメンテナンスが必要になる点も理解しておきましょう。

リジュラン注射のメリット・デメリット

次は、リジュラン注射を受けるメリット・デメリットを紹介します。

リジュラン注射のメリット ・保湿力を長期キープ
・バリア機能を強化
・ニキビ跡にも効果あり
リジュラン注射のデメリット ・膨疹や内出血が出やすい
・施術時間がやや長い
・価格が高め

リジュラン注射は高分子PNが肌に長くとどまることでバリア機能を高め、潤いとハリのある肌を半年以上キープできます

ただし、膨疹や軽い内出血が数日間残ることがあり、費用もやや高めである点を理解しておきましょう。

肌質を根本から改善したい人や、長期的なエイジングケアに取り組みたい人は、リジュラン注射を検討してみてください。

サーモン注射とリジュラン注射はこんな人におすすめ!

自分の目的に応じて、選ぶべき注射は異なります。

次は、サーモン注射とリジュラン注射がそれぞれどんな人におすすめかを紹介します。

自分に合った施術を選ぶための参考にしてみてください。

サーモン注射がおすすめの人

サーモン注射は以下のような人におすすめです。

  • イベント直前にツヤとハリを出したい
  • ダウンタイムは最短で済ませたい
  • 小じわや赤みを短期で整えたい
  • 施術時間が短い方が通いやすい

低分子PDRNが素早く浸透し線維芽細胞を刺激するため、施術翌日から「うるツヤ感」を実感しやすいのが魅力です。

赤みや腫れが1〜3日で落ち着くため、忙しい人にも受けやすい施術です。

効果は2〜3ヶ月ほど持続するので、季節やイベントに合わせてメンテナンスしたい人に向いています。

リジュラン注射がおすすめの人

一方で、リジュラン注射は以下の人におすすめです。

  • バリア機能を底上げして乾燥や赤みを長期ケアしたい
  • 毛穴・ニキビ跡など肌質を総合的に改善したい
  • 3〜6ヶ月持続する施術で通院回数を抑えたい
  • 目元や凹凸など部位別に製剤を使い分けたい

高分子PNが皮内に残り細胞修復と抗炎症を持続するため、潤い・ハリ・透明感をじわじわ高められます。

膨疹や内出血が数日残ることがありますが、保湿力とハリ感を長く持続したい人に適しています。

自分の悩みに応じた薬剤を選びたい人も、薬剤の種類が豊富なリジュラン注射を検討してみてください。

サーモン注射とリジュラン注射を受ける際の注意点

施術後24〜48時間は、シャワーで済ませて長風呂・激しい運動・飲酒を控えましょう

針跡や赤み・膨疹の対策には、患部の軽い冷却とワセリンなど低刺激の保湿剤によるケアが有効です。

紫外線は色素沈着の原因となるため、SPF50以上の日焼け止めを毎日使用しましょう。

喫煙も血流を悪化させ、回復を遅らせることがあるため注意が必要です。

また、抗凝固薬の服用歴がある人・妊娠・授乳中の人・自己免疫疾患がある人は、施術の延期や薬剤の調整が必要となる場合があるため、必ず事前に申告が必要です。

腫れや痛みが長引く場合は、早めに医師へ相談することをおすすめします。

当院は、上野駅より徒歩30秒の位置にあるため、施術前後に不安や疑問を気軽に相談できます。

丁寧なカウンセリングで一人ひとりに寄り添い、最適なプランを提案してもらえる点も、上野美容外科・美容皮膚科の魅力です。

技術力のある医師を探している人は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

>>東京・上野でリジュラン(リズネ)の施術を受けるなら上野美容外科・美容皮膚科

サーモン注射とリジュラン注射に似ている施術

即時にボリュームを出したい人や、表情ジワを集中的に整えたい場合は、ヒアルロン酸注入やボトックス注射との併用がおすすめです。

ヒアルロン酸は高い保水力で、ほうれい線や涙袋などをふっくらとさせ、施術後すぐに仕上がりを確認できます。

一方、ボトックスは表情筋の動きを穏やかに抑えることで、眉間・額・目尻のシワを数ヶ月間軽減し、自然な表情のまま若々しい印象を保つことが可能です。

いずれも施術時間が短く、ダウンタイムも少ないという特徴があります。

サーモン注射やリジュラン注射で肌質を整えながら、立体感や表情ジワの補整を同時に叶えたい人は併用施術を試してみてください。

>>東京・上野でヒアルロン酸を受けるなら上野美容外科・東京美容皮膚科
>>東京・上野でボトックスを受けるなら上野美容外科・東京美容皮膚科

サーモン注射とリジュラン注射に関するよくある質問

最後に、サーモン注射とリジュラン注射に関するよくある3つの質問に回答します。

痛みや効果など、施術を前向きに検討している人が抱きやすい疑問をピックアップしています。

サーモン注射やリジュラン注射を検討している人は、こちらも併せて確認してみてください。

サーモン注射とリジュラン注射はどっちが痛いですか?

サーモン注射は薬液が比較的粘性が少なく、機械打ちにすると刺入回数が少ないためチクチク感は軽めです

一方、リジュラン注射はPNの粘度が高く、手打ちで細かく入れることが多いので、注入箇所が赤く盛り上がったり、押さえると痛みを生じたりしやすいです。

ただし、どちらの施術も麻酔クリームと極細針を併用すれば、我慢できるレベルまで痛みを抑えられます。

痛みに不安がある場合はカウンセリングで医師に相談し、事前に麻酔時間を長めに取ってもらうことをおすすめします。

当院は、上野駅より徒歩30秒の位置にあるため、施術前後に不安や疑問を気軽に相談できます。

丁寧なカウンセリングで一人ひとりに寄り添い、最適なプランを提案してもらえる点も、上野美容外科・美容皮膚科の魅力です。

技術力のある医師を探している人は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

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サーモン注射は効果なしといわれるのはなぜですか?

サーモン注射(PDRN)が効果なしといわれる理由は、効果が2〜3ヶ月で緩やかに低下するためです。

代謝が早くて即効性がある反面、「長持ちしない=効かない」と感じる人がいるようです。

また、水分補給を怠るとハリ感が早く低下することがあり、誤った印象を持たれる原因にもなります。

ツヤやハリを維持するためにも、適切な保湿と紫外線対策を継続しながら、2〜3ヶ月ごとに追加施術を受けることをおすすめします。

サーモン注射とリジュラン注射は目の下に効果が期待できますか?

目元専用の「リジュラン i」は、高分子PNが細胞修復と抗炎症を同時に進めるため、青ぐま・茶ぐま、小じわ、軽いたるみの改善に用いられます

皮膚が薄い目の下でも、皮膚が赤く盛り上がり膨疹が目立ちにくくなります。

3〜4週間おきに2〜3回受けると潤いとハリが持続しやすい点がメリットです。

サーモン注射もPDRNが血流を促しトーンを底上げしますが、持続力を重視するならリジュラン iがおすすめです。

まとめ

この記事では、「サーモン注射とリジュラン注射の違い」について解説しました。

サーモン注射とリジュラン注射は同じサーモン由来のDNAで構成されています。

しかし、PDRNとPNという成分の差から即効性・持続力・費用感まで大きく異なります

また、自分に最適なプランを選ぶためにも、まずは信頼できる医師に相談してみることをおすすめします。

この記事を参考に、自分に合った施術方法を選び、肌のハリや悩みを改善しましょう。

当院は、上野駅より徒歩30秒の位置にあり、リラックスできる空間を作り上げています。

一人ひとりに寄り添った施術が受けられると評判です。

技術力のある医師を探している人は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

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