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ヒアルロン酸
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ヒアルロン酸注射の効果を徹底解説!メリット・デメリットと料金相場も紹介
ヒアルロン酸注射は、手軽に若々しい見た目を手に入れられる美容医療として、多くの方に選ばれています。
人気のある美容施術ですが、「ヒアルロン酸注射の効果は?」「どのようなメリットがあるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ヒアルロン酸注射の効果や施術後に避けるべき行動、副作用について解説します。
また、ヒアルロン酸注射のメリットだけでなく、デメリットも紹介しています。
この記事を読めば、ヒアルロン酸注射の効果について理解することができるので、施術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
INDEX
ヒアルロン酸注射の効果
ヒアルロン酸注射の効果には、主に以下の6つがあります。
- 輪郭を整える
- しわやたるみを改善する
- ほうれい線を改善する
- ふっくらした唇や涙袋を作る
- スッと通った鼻筋を作る
- 目の下のクマを改善する
順番に解説します。
輪郭を整える
ヒアルロン酸注射は、顔の輪郭を整える効果があります。
ヒアルロン酸注射で顔の輪郭が整う理由は、ヒアルロン酸が高い保水力を持ち、皮膚の下で自然にボリュームを出すことができるためです。
あごや頬など、輪郭の気になる部分に注入すると、立体感が増してすっきりした印象になるでしょう。
あごに注入するとフェイスラインが引き締まり、小顔効果が期待できます。
また、額やこめかみに注入することで、若々しい印象を与えることが可能です。
しわやたるみを改善する
ヒアルロン酸注射は、しわやたるみを改善する効果もあります。
年齢とともに減少するヒアルロン酸を補うことで、肌にハリや弾力がでてきます。
特に、ほうれい線や目元のしわ・口元のたるみが気になる方におすすめです。
ヒアルロン酸を注入すると、皮膚の内側からしわや、たるんでいるくぼみを持ち上げます。
ヒアルロン酸注射の施術を受けることで、自然で若々しい印象に仕上がるでしょう。
ほうれい線を改善する
ヒアルロン酸注射は、ほうれい線の改善に効果があります。
鼻の両脇から口元にかけて現れる深いしわは、年齢とともに目立つようになります。
ヒアルロン酸を注入することで、しわを埋めて、ふっくらした肌を取り戻すことが可能です。
注入後はほうれい線が目立たなくなり、見た目を大きく変えることができるため、若々しい印象を与えるでしょう。
ふっくらした唇や涙袋を作る
ヒアルロン酸注射は、唇や涙袋をふっくらさせる効果があります。
唇に注入した場合は、ボリュームが増しながら、自分の理想に近い形に整えることが可能です。
厚みのある唇や口元の小じわを改善する効果も期待できます。
涙袋にヒアルロン酸を注入すると、目元に立体感が出て、目を大きく見せる効果があります。
どちらも顔全体のバランスが整い、自然な仕上がりになるため、整形した雰囲気を感じさせにくいことも特徴の1つです。
スッと通った鼻筋を作る
ヒアルロン酸注射は、スッと通った鼻筋を作ることが可能です。
鼻筋にヒアルロン酸を注入することで、鼻筋部分のボリュームが調整でき、平坦になったり凹んだりした部分の高さや形を整えられます。
鼻の低さや丸みが気になる方は、ヒアルロン酸を注入することで鼻先が細く見えるほか、小鼻が目立ちにくくなる効果も期待できます。
目の下のクマを改善する
ヒアルロン酸注射は、目の下のクマを改善する効果があります。
目の下のクマは、顔全体の印象を暗く見せる原因の1つです。
目の下に適量のヒアルロン酸を注入することで、クマのへこみを埋め、肌の表面がなめらかに整います。
その結果、目元が明るく若々しい印象を与えられるでしょう。
ヒアルロン酸注射のメリット
ヒアルロン酸注射は手軽にできる人気の治療法ですが、多くの方に選ばれています。
メリットは、以下のとおりです。
- ダウンタイムがほとんどない
- リスクや副作用が少ない
- 施術時間が短い
- 修正ができる
- 自然な仕上がりになる
順番に解説します。
ダウンタイムがほとんどない
ヒアルロン酸注射のメリットの1つは、ダウンタイムがほとんどないことです。
一般的な美容整形では、手術後に腫れや痛みが続くことがありますが、ヒアルロン酸注射は腫れや痛みのリスクを大幅に軽減できます。
一般的な美容整形と大きく違う点は、注射のみで外科的手術がないため、メスを使わず傷跡が残りにくい点です。
注射後、赤みや軽い腫れが見られることもありますが、数日で治まります。
ヒアルロン酸注射は、簡単で負担の少ない施術として、多くの方に選ばれています。
リスクや副作用が少ない
ヒアルロン酸注射は、美容医療の中でもリスクや副作用が少ないのが特徴です。
ヒアルロン酸は人の体内に存在する成分で、肌や関節の保湿や弾力を保つ働きがあります。
そのため、アレルギー反応が起こりにくく、安全性が高い施術です。
また、注射だけで完了する施術のため、メスを使わず、体への負担も少ないこともメリットといえるでしょう。
リスクを最小限に抑えつつ、美容効果が得られるヒアルロン酸注射は、初めて美容医療を受ける方にもおすすめです。
施術時間が短い
ヒアルロン酸注射は、施術時間が非常に短いことも特徴の1つです。
注射で終わる施術のため、特別な準備が必要はありません。
一般的な施術時間は10分程度です。
施術が短い理由は、メスを使わず、必要な部位に直接注射するシンプルな方法にあります。
ダウンタイムもほとんどないため、施術後すぐに日常生活へ戻れるでしょう。
そのため、仕事や学校の合間や忙しい方にも手軽に受けられます。
修正ができる
ヒアルロン酸注射は注入後の仕上がりが想像と違っていた場合に、ヒアルロン酸を分解する薬剤「ヒアルロニダーゼ」を使用して注入前の状態に戻せます。
また、他院での施術結果に満足できなかった場合でも、同様です。
施術後の修正が可能な点は、美容整形が初めての方でも安心して受けられるメリットです。
失敗を恐れることなくチャレンジできることも、多くの方に選ばれている理由となっています。
自然な仕上がりになる
ヒアルロン酸注射は、メスを使わず自然な仕上がりを実現できます。
ヒアルロン酸を注入することで肌に必要な成分が補われ、ボリュームアップやしわの改善が可能です。
また、自然な仕上がりになるため、ヒアルロン酸注射の施術を受けても、周囲に気づかれずに美しい姿が得られます。
施術する際は過剰に注入せず、骨格に合わせて適量を注入することで、ナチュラルで自然な印象が保てるでしょう。
上野美容外科・美容皮膚科のヒアルロン酸注射に関する詳細は、こちらをご覧ください。
ヒアルロン酸注射のデメリット
ヒアルロン酸注射は多くのメリットがある一方で、デメリットもいくつか存在します。
- 仕上がりに満足できない場合がある
- 状態を維持するために定期的な再注入が必要
- 注入後、稀に腫れや赤み・内出血を起こすことがある
未熟な医師がヒアルロン酸注射の施術をすると、しこりができたり、不自然な仕上がりになったりすることがあります。
注入する量が多すぎる場合も同様です。
また、ヒアルロン酸は体に吸収される成分のため、定期的に再注入する必要があります。
注入を繰り返すことで、長期的にみると費用が高額になることもあるでしょう。
ほかにも、施術後に腫れや赤み・内出血がみられることがまれにあります。
ヒアルロン酸の効果が持続する期間
ヒアルロン酸注射の効果が持続する期間は、一般的に4〜12か月程度です。
しかし、注射する部位やヒアルロン酸の種類・注入量・個人の体質などにより異なります。
最長でも2年ほどが目安です。
施術が初めての方や長期間施術を受けていない方は、ヒアルロン酸が体内に吸収されやすくなり、効果の持続期間が短くなる傾向にあります。
定期的にヒアルロン酸を注入することで、持続的な効果が期待できます。
また、効果を持続させるためには、規則正しい生活を送ることも重要なポイントです。
ヒアルロン酸注射のリスクと副作用
ヒアルロン酸注射は、比較的リスクや副作用が少ない美容整形です。
しかし、体内の成分であるヒアルロン酸を注入するだけの簡単な施術と思われがちですが、リスクや副作用はゼロではありません。
ここでは、ヒアルロン酸注射によって考えられるリスクと副作用について解説します。
リスク
ヒアルロン酸注射はメスを使わない施術のため、比較的手軽に受けられる施術です。
しかし、ヒアルロン酸注射を施術することで、以下のようなリスクが考えられます。
- 左右非対称の仕上がりになる
- 不自然な表情になった
順番に解説します。
左右非対称の仕上がりになる
ヒアルロン酸注射は顔のバランスを整えるための施術ですが、仕上がりが左右非対称になることがあります。
理由のほとんどは、人の顔が完全に左右対称ではないためです。
また、治療経験の少ない医師が適切な量を判断できず、間違った量を注入することで起こることもあります。
不自然な表情になった
ヒアルロン酸注射で、稀に不自然な表情になることがあります。
基本的に顔のバランスや表情を考えて適量を慎重に注入しますが、注入する量や場所が適切でない場合に多く起こります。
一部のクリニックでは利益を優先して、必要以上のヒアルロン酸を注入するところもあります。
必要以上の注入は不自然な仕上がりになるケースも見受けられるため、クリニック選びがとても重要です。
副作用
ヒアルロン酸注射を施術することで考えられる副作用は、以下のとおりです。
- 内出血
- 腫れや赤み
- 異物感
- アレルギー症状
順番に解説します。
内出血
ヒアルロン酸注射の後、内出血が起こる可能性があります。
施術後の内出血は、注射針が肌に刺さることで、目元や口元など皮膚の柔らかい部分の血管が傷つくためです。
内出血は治療直後ではなく、翌日以降に現れることがほとんどです。
通常は2〜7日程度で自然に治りますが、2週間前後続く場合もあります。
1週間たっても治らない場合は、医師に相談しましょう。
腫れや赤み
ヒアルロン酸注射の後、腫れや赤みがでることがあります。
腫れや赤みは、注入時の針の刺激が原因によるもので、肌が敏感な人ほど起こる症状です。
通常は数日で治りますが、長引くこともあります。
腫れや赤みがあるときは、悪化させないように、患部を強くこすったり、触ったりしないことが重要です。
入浴や運動・飲酒など血行を促進する行動は避けましょう。
異物感
ヒアルロン酸注射の後、異物感があることがあります。
ヒアルロン酸を大量に注入した際に起こりやすく、肌の中に何か入っているように感じる方もいます。
異物感は顔の表情を動かしたときに感じることが多く、違和感が続くようであれば、ヒアルロン酸分解材で対処できます。
アレルギー症状
ヒアルロン酸は人の体内に存在する成分ですが、まれにアレルギー症状を起こす方がいます。
アレルギーはヒアルロン酸に反応するのではなく、注射に使われる薬剤や他の要因がほとんどです。
アレルギー反応として、じんましんや痒み・発疹などの症状が見られます。
アレルギー症状は、施術直後に出る場合もありますが、数日後に現れることもあります。
アレルギー症状が出たら、早めに医師へ相談しましょう。
ヒアルロン酸注射後にやってはいけないこと
ヒアルロン酸注射後は、次の点に注意する必要があります。
- 激しい運動
- 長時間の入浴やサウナ
- 飲酒
- 注入部のマッサージや強い刺激
- 日焼け
激しい運動や長時間の入浴・飲酒・サウナは血行が良くなるため、腫れやむくみを助長させる可能性があります。
日頃からむくみやすい方は、施術後から1週間程度控えましょう。
また、施術した部位のマッサージや強い刺激は、ヒアルロン酸が移動し不自然な見た目になる可能性があります。
施術後から1〜2週間程度は控えることが推奨されています。
日焼けについても、肌への刺激が強く腫れや赤みが起こりやすいため、出かける際は日焼け止めや帽子を使って対策しましょう。
まとめ
この記事では、ヒアルロン酸注射の効果について解説しました。
ヒアルロン酸注射は、美容医療の中でも手軽にできる施術として人気がありますが、適切なケアを行わなければ副作用が出ることがあります。
医師からの指示を守ることで、ヒアルロン酸注射の効果を最大限に活かし、副作用やリスクを最小限におさえることが可能です。
この記事を参考にして、後悔しないヒアルロン酸注射の施術を受けましょう。
ヒアルロン酸注射の施術を検討している方は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。