コラム
column
ボトックス
公開日: 最終更新日:
エラボトックスのやりすぎるとどうなる?打ち続けた場合のリスク・やりすぎを防ぐための方法などを詳しく解説
エラボトックスは、顔のラインを整えるための人気の施術です。
理想の顔を目指せる施術ですが、「やりすぎてしまうとどうなるの?」「どんなリスクがあるのか?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、エラボトックスをやりすぎた場合について解説します。
また、適切な施術量や間隔、リスクを避ける方法も併せて紹介します。
この記事を読めば、エラボトックスの安全な受け方や、やりすぎを防ぐためのポイントを理解することができるので、施術を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
INDEX
エラボトックスをやりすぎるとどうなる?
エラボトックスは、やりすぎると後悔してしまう可能性があります。
過剰に注入されたボトックスは、効果を感じにくくすることがあるほか、期待する結果とは異なる作用を引き起こす恐れもあるため注意が必要です。
ここでは、エラボトックスをやりすぎた場合のリスクを解説します。
抗体ができて効果を感じにくくなる可能性がある
エラボトックスを繰り返し注入することにより、体内にボトックスに対する抗体ができる可能性があります。
抗体ができると、ボトックスの効果を感じにくくなります。
しかし、この現象は非常にまれで、ボトックスの抗体ができる確率は0.28%以下です。
そのため、頻繁に施術を受けても必ずしも効果が得られなくなるわけではありません。
ただし、過剰に施術を受けることが体内での免疫反応に影響を与える可能性があるため、適切な間隔を置いて施術を受けることが大切です。
以下の記事では、エラボトックスの効果を詳しく解説しています。
エラボトックスの効果はいつから感じられる?得られる効果や後悔しないための注意点なども解説
咬筋以外にも作用してしまう可能性がある
エラボトックスは、特定の筋肉である咬筋に対して効果を発揮するように設計されていますが、過剰に注入した場合、他の筋肉にも作用してしまうことがあります。
咬筋だけでなく、顔の他の筋肉にも影響が出ると、顔の表情筋が過度に弱くなったり、自然な表情を作りづらくなったりする恐れがあります。
過剰な注入を避けるためには、施術を受ける際に医師とよく相談し、正しい量を守ることが大切です。
エラボトックスをやりすぎた場合のリスク
エラボトックスを過剰に施術した場合、さまざまなリスクが生じるため注意が必要ですここでは、エラボトックスをやりすぎた場合のリスクを解説していきます。
頬がこけて老け顔になる可能性がある
エラボトックスの過剰な注入は、咬筋の働きに影響を与えるため、頬の筋肉にも関係が出ます。
咬筋が過度に縮小しすぎると、顔のバランスが崩れて頬がこけて、顔全体が老けて見える可能性があります。
顔がたるむ可能性がある
エラボトックスの過剰な施術によって、咬筋が小さくなると余った皮膚がたるみとして目立つ可能性があります。
また、咬筋に過剰に注入されたボトックスが長期間残ると、顔全体の筋肉のバランスが崩れ、顔のたるみが悪化しやすくなります。
過剰な注入を避け、顔全体のバランスを保つことが大切です。
噛み疲れしやすくなる可能性がある
エラボトックスは、咬筋をリラックスさせることが目的ですが、過剰に注入することで噛む力の調整がうまくいかなくなることがあります。
咬筋が過度に緩むと、噛む際に力を入れづらくなり、無意識に噛む力が強くなります。
その結果、噛み疲れを感じ、長期的には顎や歯の不調を引き起こすことがあるため注意が必要です。
エラボトックスをやりすぎた人や芸能人の特徴
エラボトックスを過剰に施術した場合、顔の形が不自然になります。
芸能人やインフルエンサーが過度に施術を受けている場合、外見の変化に気づく方もいるでしょう。
ここでは、エラボトックスをやりすぎた人に見られる特徴を解説します。
エラの張りがなくなっている
エラボトックスをやりすぎると、エラの張りが無くなり、顔が過度にシャープになりすぎることがあります。
特に、エラが特徴的だった芸能人などでは、変化が顕著に現れるでしょう。
頬に妙な膨らみがある
エラボトックスをやりすぎると、顔の筋肉バランスが崩れてしまうことがあります。
その結果、頬の筋肉が過剰に膨らみ、自然な輪郭ではなく、妙な膨らみが目立ちやすくなります。
しわが目立ちにくくなった
エラボトックスをやりすぎると、咬筋のリラックスが進み、顔の他の筋肉にも影響を与えることがあります。
しわの改善効果が期待される一方で、過剰に緩んだ筋肉が他の部位に影響を及ぼし、しわが目立たなくなります。
エラボトックスでやりすぎを防ぐ方法
エラボトックスの施術でやりすぎを防ぐためには、施術を受ける前に確認することが重要です。
ここでは、やりすぎを防ぐための方法を解説します。
本当に注入が必要か考える
エラボトックスを受ける前に、自分が本当に注入が必要かどうかをよく考えましょう。
顔のバランスを整えるためにエラボトックスが効果的である一方で、過度に注入すると不自然な印象になる可能性があります。
施術を受ける前に、希望する仕上がりや理想的な顔の形を医師とよく相談し、施術が本当に自分にとって必要かどうかを判断しましょう。
無理に施術を受けることなく、自分の顔の状態に合った施術を選ぶことが、やりすぎを防ぐための第一歩です。
適切な量を注入する
エラボトックスの効果を最大限に引き出すためには、適切な量を注入することが非常に重要です。
過剰に注入すると、顔の輪郭が不自然にシャープになったり、バランスが崩れてしまったりする可能性があります。
特に、エラの筋肉を過剰に緩めると、顔全体がアンバランスに見えたり、顔の特徴が失われたりするでしょう。
エラボトックスのやりすぎを防ぐためには、適切な注入量を把握することも重要です。
なお、エラボトックスは、片側20単位で両側40単位が目安です。
エラボトックスの注入量は、以下の記事で詳しく解説しています。
エラボトックスの注入量は40単位と80単位どっちが良い?目安量や製剤の種類を解説!
正しい間隔で注入する
エラボトックスは、適切な間隔で注入することも大切です。
施術を受ける間隔が適切でないと、筋肉が過度に弱まり、顔に不自然な印象を与えてしまいます。
通常、エラボトックスの効果は3〜6ヶ月程度持続するため、2〜4ヶ月に1回のペースで受けるのがおすすめです。
ただし、自己判断するのではなく、医師の指示に従い、適切な間隔で施術を受けることが重要です。
エラボトックスをやりすぎて後悔するのを防ぐクリニックの選び方
エラボトックスをやりすぎて後悔することを防ぐためには、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
施術の内容や結果に満足できるよう、適切なクリニックを選ぶためのポイントを解説します。
実績が豊富
エラボトックスの施術は非常に繊細であり、施術する医師の技術力が結果に大きく影響します。
実績が豊富な医師を選ぶことで、やりすぎによる後悔を防げるため、施術前にクリニックの実績を確認することが大切です。
当院では、1万人以上の患者さまを診療してきた美容外科専門医の院長が施術を担当いたします。
ライフイベントに合わせた治療計画を立てられるので、エラボトックスを検討している方は、ぜひご相談ください。
料金が明確
エラボトックスを受ける際、料金が不明瞭なクリニックには注意が必要です。
料金が安すぎるクリニックは、製剤や施術の安全性が低いことがあります。
料金に不安がある場合、クリニックに質問して不明点をクリアにすることが重要です。
安すぎる料金に注意し、信頼できるクリニックを選びましょう。
アフターケアがしっかりしている
エラボトックスの施術後、アフターケアも非常に重要です。
アフターケアがしっかりしているクリニックでは、施術後に不安な点やトラブルがあった場合でも、迅速かつ適切に対応してくれます。
腫れや赤み、痛みなどが続く場合でも、アフターケアを通じてリスクを最小限に抑えられます。
また、施術後に何か問題が発生した場合、適切な対処法を提案してくれるクリニックであれば安心です。
アフターケアの内容やサポート体制が整っているかを確認しておきましょう。
カウンセリングが丁寧
カウンセリングは、エラボトックスを受ける前に非常に重要なステップです。
信頼できるクリニックでは、カウンセリングが丁寧で、施術内容やリスクをしっかりと説明してくれます。
医師がしっかりと耳を傾けてくれるクリニックであれば、施術後に後悔するリスクも減らせるでしょう。
カウンセリングを通じて、クリニックの方針や医師の対応をよく確認しましょう。
適切な間隔で施術を受けた場合に得られる効果
エラボトックスの施術を適切な間隔で受けることにより、自然で持続的な小顔効果が得られます。
また、筋肉の過剰な弱化を防ぎ、顔のバランスを崩さずに改善が可能です。
定期的に施術を受けることで、施術の効果が持続し、エラの張りが徐々に緩和され、シャープなフェイスラインを保てるでしょう。
過剰な施術を避けることで、筋肉が過度にリラックスするのを防ぎ、顔全体のバランスを保ちつつ、効果を長期的に維持できる点もメリットです。
また、定期的な施術を受けることで、ダウンタイムも最小限に抑えられ、健康的な仕上がりになるでしょう。
適切な間隔での施術は、エラボトックスの最大の効果を引き出すために不可欠です。
エラボトックスが向いている人の特徴
エラボトックスは、自然な仕上がりを求め、メスを使わずに改善したい方に適しています。
また、エラが張っている原因が咬筋にあることが明確で、ボトックスによって筋肉の収縮を抑えることで、顔全体の輪郭が整えられる人にも向いています。
咬筋の発達が原因となっているエラ張りに対して、エラボトックスは効果的な施術です。
自然な仕上がりを求める方にも、エラボトックスは理想的な選択肢となるでしょう。
当院では、ライフイベントに合わせた治療計画を立てられるので、エラボトックスを検討している方は、ぜひご相談ください。
エラボトックスに関するよくある質問
エラボトックスは、エラの張りを改善し、シャープなフェイスラインを作るために人気のある治療法ですが、不安を感じる方もいるでしょう。
ここでは、エラボトックスに関するよくある質問を解説しています。
エラボトックスを1回でやめるとどうなりますか?
通常、エラボトックスは数回の施術を通じて、持続的な改善を目指す方法です。
そのため、エラボトックスを1回だけでやめると、持続的な効果を得るのは難しいでしょう。
1回の施術だけでは、筋肉が再び元の状態に戻りやすく、効果が維持される期間も短いため、定期的なメンテナンスが必要です。
ボトックスの倍量は意味ないですか?
ボトックスの倍量を注入することが、必ずしも効果的とは限りません。
過剰に注入すると、筋肉が過度にリラックスしすぎて、逆に顔のバランスが崩れる可能性があります。
筋肉の働きを抑えすぎると、自然な表情が作れなくなったり、過剰に効果が出て不自然に見えたりする恐れがあるため注意が必要です。
また、エラボトックスは適切な量を注入することが大切であり、医師は個々の状態に合わせた最適な量を調整します。
倍量を注入することで結果が良くなるわけではなく、適切な量を守ることが重要です。
エラボトックスの80単位にはどのような効果がありますか?
エラボトックスの80単位は、咬筋が発達している方や、小顔効果を高めたい方に使用される量です。
この量は、一般的に咬筋の収縮を抑制し、エラの広がりを緩和するのに十分な効果があります。
80単位を注入することで、顔の輪郭がシャープに見えるようになるでしょう。
ただし、80単位が適切な量かどうかは個々の体格や筋肉の状態によって異なるため、医師と相談しながら施術を受けることが大切です。
ボトックスを打ち続けるとどうなりますか?
適切な間隔でボトックスを打ち続けた場合は、筋肉が徐々に縮小し、顔のラインが整います。
しかし、短期間で過剰に打ちすぎると、自然な表情が作れなくなったり、顔のバランスが崩れたりするリスクが伴います。
ボトックスを打ち続ける場合は、適切な間隔と量を守りながら施術を受けることが重要です。
まとめ
この記事では、エラボトックスをやりすぎた場合のリスクについて解説しました。
エラボトックスをやりすぎると、抗体ができて効果が薄くなる可能性や、顔が不自然に見えるリスクがあります。
そのため、エラボトックスは、適切な注入量と施術間隔を守ることが大切です。
この記事を参考に、適切な施術量や間隔を理解し、理想的な結果を得るために最適なケアをしましょう。
エラボトックスの施術を検討している方は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。
営業日のお知らせ
2025 6月 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
2025 7月 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
||
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|