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ホクロ除去

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ほくろ除去を自分でするのは危険?クリームや針を使う場合のリスクを徹底解説

ほくろ除去は、コンプレックスを解消できる方法の1つです。

しかし、「自分で除去できるの?」「自分でほくろを除去するリスクは?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ほくろ除去を自分でする場合のリスクについて解説します。

また、クリニックでの除去方法や、安全な除去法についても併せて紹介します。

この記事を読めば、ほくろ除去を自分でするのは危険なのかを理解することができるので、ほくろを除去したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ほくろ除去を自分でする方法とリスク


ほくろを自分で除去したいと考えている方もいるかもしれませんが、自分でほくろを除去することにはリスクが伴います

家庭で使用できるほくろ除去法には、もぐさやレーザーペン、除去クリームなどが存在しますが、それぞれに危険性が潜んでいます。

ここでは、ほくろ除去を自分でする方法とリスク、注意点を解説するため、ぜひ参考にしてください。

もぐさ

もぐさは、火を使って患部を温めることでほくろを取り除こうとする方法です。

ほくろ除去のために自宅で使うアイテムの1つですが、火傷や炎症を引き起こす可能性があります

適切に使用しなければ、皮膚が深く焼けて傷が残ったり、悪化したりすることがあります。

レーザーペン

レーザーペンは、家庭用として販売されているほくろ除去アイテムですが、正しく使用するのが非常に難しく、専門知識がないと効果的に除去できません

使用方法を誤ると、炎症や出血を引き起こす原因になります。

レーザーペンを何度も使用することで、処置後に色素沈着や傷跡が残ることもあります。

さらに、適切に操作できなければ、皮膚を傷つける可能性があるため、安易に使用することは避けるべきです。

針・カッターナイフ

針やカッターナイフを使って、ほくろの表面を切り取る方法も紹介されていますが、非常に危険です。

針やカッターナイフは十分に消毒ができないリスクや、感染症や出血を引き起こすリスクが伴います。

ほくろの除去が不完全だと、再発を促進する恐れもあります。

針やカッターナイフを使ったほくろ除去は、自分で除去する方法として最も危険性の高い方法なため絶対にやめましょう。

除去クリーム

除去クリームは、ほくろを溶かすような成分が含まれており、比較的手軽に使用できる方法ですが、使用する際は慎重にならなければなりません。

市販されている除去クリームの中には、効果が実証されていないものや、皮膚に対して強い刺激を与える成分を含むものもあります。

間違ったクリームを使うと、かぶれやアレルギー反応が発生することがあります。

また、クリームの効果には個人差があり、使い続けてもほくろが完全に除去されない可能性もあるため注意が必要です。

ほくろを自分で取ったらどうなる?


ほくろを自分で取ろうとした場合、傷跡が残ったり、火傷の跡が残ったりするリスクがあります。

もぐさやレーザーペンを使用してほくろを取る方法では、焦げつきや過剰な熱が皮膚に加わり、炎症や火傷を引き起こすリスクが高まります。

炎症や火傷を引き起こした場合、色素沈着や凹みが生じ、見た目が悪化するリスクも高まるため注意が必要です。

自己処置で取ろうとすると、感染症や出血のリスクが高く、傷口が治癒する過程で再発を招くこともあるため、避けるべきです。

自分でほくろを取る行為は、美容的な目的でも深刻な影響を与える可能性があるため、十分に注意が必要です。

安全にほくろを除去するならクリニックで!


安全にほくろを除去したいのであれば、専門のクリニックで医師に相談し、適切な方法を選択することが大切です。

ここでは、クリニックで受けられるほくろ除去の施術方法をいくつか紹介します。

レーザー

ほくろ除去において、一般的な方法の1つがレーザー治療です。

レーザーは、ほくろの色素に反応し、皮膚にダメージを与えることなく精密に除去できます。

レーザー治療の大きなメリットは、施術が短時間で済むことと、ダウンタイムが非常に少ないことです。

多くの場合、1回の治療でほくろを完全に除去でき、治癒後の傷跡も目立たないことから、非常に人気のある方法です。

治療後は赤みや軽い腫れが生じることがありますが、数日内に治まります。

レーザー治療は、良性のほくろに適しており、悪性の可能性があるほくろに対しては適切ではないため、施術前に医師による診断が必要となります

電気メス

電気メスは、電流を利用してほくろを焼灼し、除去する方法です。

皮膚に微弱な電流を流すことで、ほくろを瞬時に焼き切れるため、切開する必要がありません。

電気メスは、レーザー治療と並んで高精度な治療法として知られており、施術後の傷跡も比較的小さく、1回の施術で除去できるのが特徴です。

電気メスは、盛り上がっているほくろに効果的であり、しっかりとした除去が可能です。

施術後は赤みが生じることがありますが、2〜3ヶ月以内に回復します。

施術中は麻酔をするため、ほとんど痛みを感じません。

上野美容外科・美容皮膚科のほくろ除去は、再発リスクを抑え、患者さまへの負担を最小限にするために電気メスを採用しています。

>>東京・上野のほくろ除去なら上野美容外科・美容皮膚科

切開法

切開法は、ほくろを外科的に取り除く方法で、特に5mm以上の大きなほくろや深く埋まったほくろに適しています。

切開法では、局所麻酔を使用してほくろを取り囲む皮膚を切開し、根元から完全にほくろを除去します

切開法の最大のメリットは、ほくろの根本から取り除けるため、再発のリスクが非常に低いことです。

しかし、施術後は縫合が必要であり、数ヶ月のダウンタイムがあります。

傷口が治癒するまでには時間がかかり、最初のうちは腫れや赤みが目立つでしょう。

ほくろ除去をするならクリニックがおすすめですが、失敗したと感じる方もいます。

以下の記事では、クリニックでのほくろ除去で失敗したと感じる理由を詳しく解説しています。

ほくろ除去で後悔する理由5選!施術の種類やダウンタイム期間などを詳しく解説

また、上野美容外科・美容皮膚科では、切開法での施術を受けることも可能です。

10分〜30分ほどで治療が完了するため、忙しい方でも受けられます。

>>東京・上野のほくろ除去なら上野美容外科・美容皮膚科

クリニックでほくろ除去するメリット


クリニックでほくろ除去することには、専門的な技術や機器を用いることで、多くのメリットがあります

ここでは、クリニックでほくろ除去するメリットを解説します。

悪性のほくろか見極められる

クリニックでほくろを除去する最大のメリットは、ほくろが悪性かどうかを適切に判断してもらえる点です。

専門医は、ほくろの見た目や触診を通じて、良性か悪性かを見極め、必要に応じて病理検査をします。

自分でほくろを除去してしまうと、悪性の可能性があるほくろを見逃し、進行させてしまう危険性があります。

医師による診断があることで、万が一悪性のほくろが発見された場合でも、早期に適切な治療が受けられ、命に関わるリスクを回避できるでしょう。

ほくろ除去は、美容目的で受けることが多いため、基本的には保険適用外です。

しかし、場合によっては保険適用されることがあります。

以下の記事では、ほくろ除去の保険適用を詳しく解説しています。

ほくろ除去は保険適用される?保険を適用できるケースや条件・施術の種類などを解説

傷跡や赤みが残りにくい

クリニックでほくろ除去する最大のメリットは、傷跡が残りにくいことです。

医師による施術では、高度な技術と専用の器具を使用して、ほくろを精密に除去します。

そのため、余計なダメージを与えず、傷跡が最小限に抑えられます

特に、レーザー治療を用いる場合、ターゲット部分だけに照射されるため、周囲の健康な皮膚に影響を与えることなく、きれいな仕上がりになるでしょう。

万が一、赤みや腫れが残ることがあっても、治療を受けたクリニックで適切な処置が受けられます。

ほくろをしっかり除去できる可能性が高い

クリニックでのほくろ除去では、ほくろが根元からしっかり除去されるため、再発するリスクが低くなります。

クリニックではほくろの状態をみて、専門的な技術と機器を用いて治療するため、根元まできれいに取り除けます。

切開法や電気メスを使用した治療では、ほくろが深く埋まっている場合でも、確実に取り除けるのが特徴です。

また、1回で除去できなかった場合も、保証制度を設けているクリニックもあるため、しっかり除去できます。

費用を抑えられることもある

意外に思われるかもしれませんが、クリニックでほくろを除去することで、費用を抑えられることもあります。

自分で除去するために市販の除去クリームや器具を購入した場合、誤った方法で処理してしまうリスクや、再発や皮膚のトラブルが発生する可能性があります。

追加で治療が必要となり、クリニックで治療を受けた方が安く済むケースもあるため注意が必要です。

クリニックでの施術は、追加費用が発生するリスクが少なく、安心して治療を受けられます。

ほくろ除去のリスクとダウンタイム


ほくろ除去は一般的に安全な施術ですが、リスクやダウンタイムが伴います。

主なリスクは、傷跡の残りや色素沈着、感染症などです。

ダウンタイム症状は、施術後のケアや使用する機器、技術に大きく影響されます。

ダウンタイムは通常数日から1週間程度で、腫れや赤み、かさぶたが見られることがあります。

ダウンタイム症状は、自然に回復しますが、万が一症状が悪化した場合は、すぐに医師に相談することが大切です。

適切にアフターケアすることで、リスクを最小限に抑え、スムーズに回復を促進できます。

クリニックのほくろ除去はいくらくらい?


クリニックでのほくろ除去は、施術の方法やほくろの大きさ、個数によって料金が異なります。

一般的には、1cm未満のほくろ1個で5,000〜20,000円程度が相場です。

大きなほくろや特殊な治療が必要な場合は、料金が高くなることがあります。

レーザーや電気メス、切開法など、治療法によっても料金が変動しますが、費用の内訳を事前に確認しておくことが重要です。

複数個のほくろを同時に除去する場合には、割引が適用されることもあるので、クリニックで相談してみましょう。

ほくろの種類と原因


ほくろにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴と原因があります

以下では、代表的なほくろの種類を紹介します。

また、原因も併せて解説するので、ほくろ除去の施術を受ける前に確認しておきましょう。

種類

ほくろには、いくつか種類があり、それぞれ特徴や原因が異なります。

以下に、ほくろの種類を表で紹介します。

ほくろの種類 特徴 原因
境界母斑 小さくて薄いため、目立ちにくい。

黒くて平坦。

紫外線による影響や遺伝的な要因
真皮内母斑 肌色や茶色、もしくは灰色で盛り上がっている。 紫外線や摩擦などの刺激が原因
色素性母斑 茶色や黒色が強く、色素が濃いほくろ。 遺伝的要因や紫外線が主な原因
青色母斑 青みが強く、やや盛り上がっている 遺伝的要因や紫外線による影響

ほくろの種類によって、適切な除去方法や治療法が異なるため、専門の医師による診断と治療が重要です。

自分で除去しようとするのではなく、信頼できるクリニックで相談することをおすすめします。

原因

ほくろの原因として、遺伝や紫外線、摩擦、ターンオーバーの乱れが挙げられます。

ここでは、ほくろができる原因を解説します。

生まれつき

生まれつきみられるほくろは遺伝的な要素が強く、両親や祖父母に似た特徴を持ちます。

肌の発育過程で自然に形成されるもので、色や大きさ、形が個人差があります。

生まれつきのほくろは、基本的に良性ですが、突然の変化や成長には注意が必要です。

紫外線

紫外線は、ほくろができたり、悪化したりする原因の1つです。

長時間日光に曝されると、皮膚内でメラニンが増加し、ほくろができるとされています。

紫外線が原因のほくろは、日常的に曝露される部位に現れることが多いです。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が乱れると、メラニンが正常に排出されず、皮膚に蓄積されてしまいます

過剰に生成されたメラニンによって、ほくろができることがあります。

ストレスや不規則な生活習慣、栄養不足などがターンオーバーを乱す原因となっています。

摩擦

メラニン色素は紫外線だけでなく、摩擦や圧迫などの刺激によっても生成されます

摩擦によってもメラノサイトが活性化し、メラニンの生成が促進されます。

その結果、ほくろができることがあるのです。

ほくろ除去に関するよくある質問


ほくろ除去に関する疑問や不安を感じている方は多いでしょう。

ここは、ほくろ除去に関してよくある質問を解説しているため、ほくろ除去を検討している方は、ぜひ参考にしてください

ほくろは自然に消えることもありますか?

ほくろが自然に消えることはほぼありません。

一般的に、ほくろは一度できると自然に消えることは少なく、むしろ大きくなることがあります。

紫外線や摩擦などの外的要因が関与しているほくろは、目立つようになったり、色が濃くなったりします。

そのため、気になるほくろは、早期に専門家に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

ほくろ除去は自分で簡単にできますか?

自分でほくろを除去することは危険です。

市販のクリームや針を使った除去方法は、完全に取りきれない場合が多く、傷跡や感染症を引き起こすリスクがあります。

さらに、自己判断で除去することで、悪性のほくろを見逃す恐れもあります。

ほくろの除去は専門医に相談し、適切な方法を選ぶことが最も安全です。

まとめ


この記事では、ほくろ除去を自分ですることの危険性について解説しました。

自分でほくろを除去する方法にはリスクが多く、感染症や傷跡、悪性のほくろを見逃す危険性があります。

そのため、ほくろを除去する場合は、クリニックでの施術がおすすめです。

この記事を参考に、自己判断でほくろを除去するのではなく、専門医に相談して安全な方法を選びましょう。

ほくろで悩んでいる方は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

>>東京・上野のほくろ除去なら上野美容外科・美容皮膚科

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