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ボトックス
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エラボトックスで後悔する理由を徹底解説!失敗しないためのポイントも紹介
エラボトックスは、気軽に受けられるとして人気の施術です。
しかし、後悔したという声もあるため、「エラボトックスを検討しているけど副作用が怖い」「失敗して後悔したくない」と考えている方も多いのではないのでしょうか。
そこでこの記事では、エラボトックスで後悔する理由を解説します。
また、失敗しないためのポイントや、よくある質問もまとめています。
この記事を読めば、エラボトックスの後悔するポイントや副作用を理解できるので、エラボトックスを検討している方は、参考にしてみてください。
INDEX
エラボトックスとは?
エラボトックスとは、エラの筋肉の咬筋に、ボツリヌストキシンという薬剤を注射し、筋肉を部分的に麻痺させる施術のことを指します。
ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌が作り出す、毒素を含んだタンパク質の1種です。
毒素と聞くと、不安になる方もいるかも知れませんが、医療で用いられるボツリヌストキシンは安全性が確保されたものを使用するので、心配する必要はありません。
また、ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないことから、中毒症状を引き起こす心配もありません。
エラボトックスで後悔する理由を徹底解説!
エラボトックスで後悔する理由を7つ紹介します。
- 骨格によって効果を感じられない人もいる
- 効果を感じるまで時間がかかる
- 効果は永久的ではない
- 噛む力が弱くなる可能性がある
- 表情が作りにくくなる
- ボコボコとした凹凸ができてしまった
- 頬がこけてしまった
それぞれ詳しく解説していきます。
骨格によって効果を感じられない人もいる
エラボトックスは、筋肉に作用する施術なので、骨格に問題がある人には効果が限定的です。
顔の形は、エラの骨格と筋肉で構成されています。
顔の大きさが筋肉由来であれば効果は期待できますが、骨格由来であった場合、効果を感じられないでしょう。
骨格によって顔が大きく見えている方は、エラボトックスではない施術を考慮すべきです。
顔が大きく見える原因を判断をするには、専門的な知識が必要となります。
失敗して後悔しないためにも、経験豊富な先生に相談するのがおすすめです。
効果を感じるまで時間がかかる
エラボトックスは、即効性がある施術ではありません。
一般的に効果を感じるまでは、最低3日〜1週間の時間がかかります。
また、個人差もあるため、効果が現れるまでに、1週間以上かかる場合もあることを覚えておきましょう。
施術後は1ヶ月ほどかけて、徐々に効果が現れていきます。
エラボトックスは、すぐに効果を得たい人には向かない施術なので、劇的な変化を望んでいる人は、別の施術を検討するとよいでしょう。
効果は永久的ではない
エラボトックスの効果は、永久的ではなく、効果はやがて薄れていきます。
効果が切れた場合は、徐々に咬筋の機能が回復し始め、顔の状態も注射以前に戻り始めるのが一般的です。
効果は、注射後3〜6ヶ月ほどのため、エラボトックスで効果を継続したい人は、定期的に注射をする必要があります。
しかし、ボトックスは打ちすぎると抗体ができ、効果が現れづらくなることもあるので、注意が必要です。
噛む力が弱くなる可能性がある
エラボトックスをすることで、噛む力が弱くなる可能性があります。
咬筋はものを噛むときに使用する筋肉で、ボトックスは咬筋を緩め、萎縮させることで、エラの張りを解消させています。
そのため、噛みにくくなったと感じる方もいます。
しかし、噛む動作は、側頭筋などの他の筋肉も使われ、代償作用が働くので影響はごく僅かです。
数日で元に戻り、慣れれば普段通りの食事が取れるため、過剰な心配はいりません。
表情が作りにくくなる
エラボトックス注射は、表情が作りにくくなる場合があります。
咬筋は表情筋を構成する筋肉の一部で、その咬筋にボトックスを注射するため、表情を作ることに影響します。
具体的には、口角が下がる、表情がこわばるなどです。
影響にも個人差があり、違和感だけで済む人もいれば、他人から見てわかるほどの影響が出る人もいます。
影響が小さければ、効果が切れるのを待ってもよいでしょう。
ボコボコとした凹凸ができてしまった
エラボトックスは、顔に凹凸ができてしまう可能性があります。
凸凹ができてしまう原因は、注射のムラや内出血によるものです。
咬筋が発達して大きくなっている方に筋肉の大きさに対して少ない量の注射をすると効果にムラが出て咬筋の抑制が均一にならないため凸凹が生じることがあります。
また、注射による内出血で凸凹が生じることもあります。
施術後にできる凸凹は、咬筋の発達している人に多く見られる症状です。
内出血をすぐに治す方法はないので、時間経過とともに治るのを待つしかありません。
経験豊富な医師であれば、細かく注射して内出血を最小限に抑えてくれるので、医師選びにを慎重にすることをおすすめします。
頬がこけてしまった
エラボトックス後に、頬がこけてしまうことが時々あります。
頬がこけてしまうのは、ボトックスによって筋肉が萎縮して、もともとあった頬骨が目立つことによるものです。
ボトックスの効果は現れていますが、強く作用し過ぎたために副作用が起きています。
原因として、注射量や注射期間が挙げられます。
1人ひとりに合った、適切な注射量と注射期間があって初めて適切な効果が現れるため、経験豊富で信用のある医師を選ぶことが大切です。
エラボトックスで後悔しやすい人の2つの特徴
エラボトックスで後悔しやすい人の特徴を紹介します。
特徴は以下の2つです。
- 効果を期待しすぎている
- リスクや副作用を理解してない
それぞれ解説していきます。
効果を期待しすぎている
エラボトックスは、一度の注射では効果は感じづらいでしょう。
ボトックスの効果で筋肉が萎縮しますが、効果は一時的です。
定期的に継続して注射をすることで、より高い効果を望めます。
もともと筋肉ではなく、骨格によってエラが張っている人は効果を感じづらい可能性があります。
また、すぐに効果が出る施術ではないので、劇的な変化を望んでいる人には向かないでしょう。
リスクや副作用を理解していない
エラボトックスに限らず、すべての施術にはリスクや副作用が存在します。
エラボトックスは注射器を使う施術のため、メスを使う手術に比べればリスクは低く、楽観視されやすいですが、リスクは存在します。
リスクや副作用を正しく把握することで、副作用の後悔を減らすことにもつながるので、しっかりと理解するようにしましょう。
エラボトックスの副作用
エラボトックスの副作用として代表的なもの3つを紹介します。
- 腫れ・内出血
- 頭痛
- 咀嚼が難しくなるケースも
それぞれ詳しく説明していきます。
腫れ・内出血
エラボトックスに限らず、注射器を用いた施術には、内出血のリスクが伴います。
内出血とは一般的に青アザと呼ばれ、皮膚が青黒くなる症状のことです。
注射をする筋肉には血流が豊富で、血管を傷つけると容易に内出血を起こします。
内出血への即効性のある対処法はないため、自然に治癒するのを待つしかありません。
程度にもよりますが、数日で自然に消失するのが一般的です。
頭痛
エラボトックスをすると頭痛が生じることがあります。
ボトックスによって、咬筋が萎縮すると、他の筋肉で咬筋を補うようになり、筋肉のバランスが悪くなるためです。
その結果、血流が悪くなり、頭痛が生じることがあります。
一時的なものであることが多いですが、頭痛が続く場合は、医師に相談するようにしましょう。
咀嚼が難しくなるケースも
エラボトックスは、咀嚼に関わる咬筋に注射をするので、咀嚼しづらくなることがあります。
噛みづらさや噛む力が弱くなることがあるので、人によっては柔らかい食べ物を食べる必要があります。
しかし、一時的なことが多く、時間経過と共に軽快していくため、必要以上に心配する必要はありません。
エラボトックスで後悔しないためのポイント
エラボトックスで後悔をしないためのポイントは以下のとおりです。
- 副作用やダウンタイム中の症状について把握しておく
- 信頼できるクリニックで施術を受ける
- カウンセリングをしっかり受ける
- 正しくアフターケアする
それぞれ詳しく説明していきます。
副作用やダウンタイム中の症状について把握しておく
エラボトックスの施術を受ける前に、副作用やダウンタイムを把握しておくことが重要です。
具体的には、内出血が起こることがある、咀嚼に影響することがあるなどが挙げられます。
副作用が出ていることは、ボツリヌスの効果が出ていることでもあるので、冷静に受け止めましょう。
また、具体的なリスクを理解しておくことで、予期せぬ事態に対応できます。
その結果、後悔を少なくすることにつながるでしょう。
信頼できるクリニックで施術を受ける
エラボトックスは、医師の技量によって、効果や副作用の出現が左右されます。
注射量や注射部位によって、効果や副作用に影響するため、エラボトックスをする時のクリニック選びは重要です。
信頼できるクリニックを見つける方法は、口コミやレビューを確認するのがおすすめです。
また、公式サイト上に、症例写真があるかどうかも判断の材料になります。
複数のクリニックを比較検討することで、自分に合ったクリニックを見つけられます。
カウンセリングをしっかり受ける
施術前にカウンセリングをしっかり受けることで、施術後の後悔を防げます。
カウンセリングを受けるメリットは、効果が期待できる範囲や期間を知ることができ、副作用の説明を受けられることです。
カウンセリングを受ければ、エラが張っている原因を明らかにし、エラボトックスが効果的な施術なのかを知れます。
正しくアフターケアする
エラボトックスは、副作用が少ない施術ではありますが、まったく起きないわけではありません。
副作用を正しく説明してくれることに加え、アフターケアをしてくれるクリニックを選ぶことも大切です。
副作用は、突然起きるケースがあります。
そのため、診療に対して柔軟に対応してくれるクリニックを選ぶことで、安心して施術を受けられます。
上野美容外科・美容皮膚科では、アフターケアに関する予約を優先して取れます。
施術を検討している方は、ぜひご相談ください。
エラボトックスに関する詳細は、こちらをご覧ください。
エラボトックスに関するよくある質問
エラボトックスに関するよくある質問を集めました。
よくある質問は以下のとおりです。
- エラボトックスはやめた方がいいと言われるのはなぜですか?
- エラボトックスで失敗する確率はどのくらいですか?
- エラボトックスは1回だけでも効果を感じられますか?
それぞれ説明していきます。
エラボトックスはやめた方がいいといわれるのはなぜですか?
やめた方がいいといわれる理由は、エラボトックスの効果には、個人差があるためです。
元々、咬筋が小さい人は効果を感じづらい傾向にあります。
また、注入した日から時間が経っておらず、効果が現れていないことも考えられます。
効果が現れるまでに3日〜1週間かかることや、徐々に効果が現れるため、様子をみることが大切です。
エラボトックスで失敗する確率はどのくらいですか?
ボトックスで失敗するのは、抗体ができた場合です。
抗体ができると、ボトックスの効果が弱まり、結果が限定的になります。
特に、ボトックス注射を頻繁に行う人に多いといわれてます。
ある研究によれば、ボトックスの抗体が産生され、効果が感じられなくなる人の確率は、0.28%以下という結果でした。
この結果からも、ボトックスの抗体が原因で、効果が出ない人は、ごく僅かであることがわかるでしょう。
そのため、ボトックスの失敗率は、低いといえます。
エラボトックスは1回だけでも効果を感じられますか?
エラボトックスは、1回でも効果は出ますが、永久的な効果は期待できません。
その理由は、ボトックスの効果が、3〜6ヶ月と限定的であるためです。
効果を維持したい場合は、継続して注射をする必要があります。
また、注射後すぐに効果が出るわけではないので、即効性に期待している人にも不向きです。
そのため、自分のスケジュールに合わせた施術をおすすめします。
まとめ
この記事では、エラボトックスの副作用や後悔しやすい人の特徴をまとめ、エラボトックスで後悔しないためのポイントを解説しました。
エラボトックスを受ける際に大事なポイントは、症例実績の多いクリニックでカウンセリングを受け、効果や副作用をしっかり理解することです。
この記事を参考に、エラボトックスで理想の姿を手に入れましょう。
エラボトックスの施術を検討している方は、ぜひ上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。