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ホクロ除去

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ほくろ除去のダウンタイムはいつまで?種類別の経過と施術後の過ごし方を解説!

ほくろ除去は、顔や体の気になるところにあるほくろを除去できる施術です。

コンプレックスを解消できるほくろ除去ですが、「ダウンタイムはいつまで続くの?」「ダウンタイム中の過ごし方は?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ほくろ除去のダウンタイムについて解説します。

また、ダウンタイム中の症状や過ごし方などについても併せて紹介します。

この記事を読めば、ほくろ除去のダウンタイムについて理解することができるので、ほくろ除去を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ほくろ除去後のダウンタイム​中にみられる症状


ほくろ除去のダウンタイムでは、どのような症状がみられるのでしょうか。

ここでは、ほくろ除去後のダウンタイム中にみられる症状を詳しく解説します。

赤み

ほくろを除去した後、患部に赤みが出ることがあります。

施術方法によって異なりますが、レーザーや電気メスで施術する場合は、凹んだ患部に症状が出やすくなります。

切開法の場合は切開線に沿って赤みが出るでしょう。

ただし、施術から2〜3ヶ月ほど経てば、赤みはメイクで隠せる程度に治ることが多いです。

また、適切なケアを行えば症状が早く落ち着くこともあります。

内出血

ほくろ除去の施術から1〜2週間ほどは、患部に内出血がみられる可能性があります。

ただし、メイクで隠すことができる軽度なものが多いため、日常生活に差し支えることは少ないでしょう。

内出血がなかなか治らなかったり、悪化したりした場合は、施術を受けたクリニックを受診すると安心です。

かゆみ

ほくろ除去の施術後には、かゆみが生じることもあります。

皮膚が新たに生成されている過程でかゆみが生じるので、回復傾向にあると捉えられます。

しかし、かゆみをストレスに感じる方もいるでしょう。

患部を掻いてしまうとかゆみが悪化したり、そのほかの肌トラブルを引き起こしたりしてしまう可能性があります。

かゆみを感じる際は、患部を冷やすことで症状が落ち着きます

ただし、冷やしすぎには注意が必要です。

【ほくろ除去の種類別】ダウンタイムの経過


ほくろ除去のダウンタイムはどのように経過していくのでしょうか。

ここでは、ほくろ除去の施術方法別にダウンタイムの経過を詳しく解説します。

レーザー治療

レーザー治療の場合、腫れや赤み、凹みがダウンタイムの症状として生じることがあります。

ダウンタイムの経過は以下のとおりです。

施術当日 ・患部にひりつきや熱感がある

・赤みが広がる場合がある

2日目~1週間程度 ・赤みは目立つが、凹みは改善する

・かさぶたができ始める

1~2週間程度 ・かさぶたが剥がれ始める

・赤みが引く

2週間~1ヶ月程度 ・赤みが落ち着く

・色素沈着が起こる可能性がある

・保護テープが要らなくなる

・患部にメイクができる

2~3ヶ月程度 ・傷跡が目立ちにくくなる

施術から3か月ほど経過すると傷跡は目立たなくなります。

患部はメイクで隠せるので、レーザー治療はダウンタイム中でも過ごしやすい施術といえます。

電気メス

電気メスを用いた施術の場合、凹みや赤みがダウンタイムの症状としてみられます。

ダウンタイムの経過は以下のとおりです。

施術当日~3日程度 ・麻酔が切れると痛みを感じることがある

・赤みが目立つ

4日目~1週間程度 ・浸出液が固まる

・皮膚が再生され肌色の膜が張り始める

1~2週間程度 ・保護テープが不要になる

・患部にメイクができる

・傷口は目立つが赤みは引き始める

2週間~1ヶ月程度 ・赤みが引き、メイクでほとんど隠せる
2ヶ月~半年程度 ・ほとんど傷口が目立たない状態になる

・色素沈着が起こる可能性がある

ダウンタイムは少し長めですが、電気メスでの施術はほくろの細胞を焼灼するため、傷跡が残りにくいのが特徴です。

また、盛り上がったほくろの除去にも適しています。

くり抜き法

くり抜き法の場合、腫れや赤みに加え、痛みが生じることがあります。

ダウンタイムの経過は以下のとおりです。

施術当日~3日程度 ・痛みや腫れがある

・違和感を覚えることもある

4日目~2週間程度 ・浸出液が治まる

・ほくろが小さい場合は凹みが改善される

2~1ヶ月程度 ・赤みが引き始める

・大きなほくろの跡も目立たなくなる

2ヶ月~半年程度 ・色素が薄くなり始める

・傷跡が目立たなくなる

くり抜き法は、パンチ式器具などでほくろをくり抜きます。

施術から半年ほど経つと、傷口は目立たなくなります。

くり抜き法は、大きさが小さいほくろの除去に最適な術式です。

切開法

切開法はメスを用いるため、レーザー治療に比べるとダウンタイムが長くなります。

腫れや赤みに加え、痛みが生じることもあります。

ダウンタイムの経過は以下のとおりです。

施術当日~3日程度 ・強い痛みや腫れがある

・幹部はガーゼで保護される

4日目~1週間程度 ・赤みは引くが腫れは残る

・患部には痛みがある

・かゆみが生じることもある

・1週間ほどで抜糸する

1~2週間程度 ・患部には腫れが残る

・患部が乾燥することもある

・切開した傷口はまだ目立つ

2週間~1ヶ月程度 ・赤みが引く

・腫れが治まり始める

2ヶ月~半年程度 ・ほとんど傷口が目立たない状態になる

・ほくろの大きさによっては色が残ることもある

メスを用いるため、施術後には抜糸が必要となります。

しかし、切開法は大きなほくろもきれいに除去できるのが特徴です。

また、再発率が低い点も魅力です。

上野美容外科・美容皮膚科のほくろ除去は、こちらをご覧ください。

ほくろ除去のダウンタイム中の過ごし方


ほくろ除去のダウンタイム中は、どのように過ごす必要があるのでしょうか。

ダウンタイムの過ごし方を間違えると、ダウンタイムが長引いてしまう可能性があります。

ここでは、ダウンタイム中の正しい過ごし方を解説します。

ほくろ除去の前後はピーリング施術を受けない

ほくろ除去の前後には、ピーリング施術を受けないようにしましょう。

ピーリングは肌の古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促す施術です。

しかし、ピーリング後の肌は乾燥しやすい状態となります。

特に、ほくろ除去の施術後の肌は敏感になっているため、ピーリングの施術を受けると、肌がより乾燥してしまう可能性があるので注意が必要です。

また、ほくろ除去の施術前にピーリングを受けるのも控えた方がよいでしょう。

施術前は、肌の状態を整えることが大切です。

紫外線対策と保湿を欠かさない

ほくろ除去後の肌は敏感になっています。

普段よりも肌のバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなっているため、注意が必要です。

日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりするなどして、紫外線対策を徹底しましょう。

また、施術後は肌が乾燥しやすい状態でもあるので、保湿ケアも欠かせません。

保湿ケアを徹底することで、ダウンタイムが短くなる可能性もあります。

血行が良くなる行動を控える


ほくろ除去の施術から1週間程度は、血行が良くなる行動を控えるようにしましょう。

特に、以下のような行為は注意が必要です。

  • 激しい運動
  • 長時間の入浴やサウナ

体温が上昇すると血行が良くなります。

その結果、患部が刺激されるので、傷の治りが遅くなる可能性があります。

ダウンタイムを長引かせないためにも、運動などは患部の皮膚が再生するまで控えましょう

かさぶたは自然に剥がれるまで剥がさない

ほくろ除去の術後には、傷口にかさぶたができます。

気になるからといってかさぶたを無理やり剥がすと、色素沈着や傷跡が残ってしまう可能性があります。

かさぶたは無理やり剥がさず、自然に剥がれるまで放置するようにしましょう。

また、患部にはなるべく触れず、刺激を与えないようにすることが重要です。

赤みや痛みが強い場合はアイシングする

赤みや痛みなどの症状は、ほくろ除去のダウンタイム症状です。

一般的に、赤みや痛みなどの症状は施術から数日で治まります。

しかし、これらの症状が治まらない場合や症状が強い場合は、患部を冷やすことで改善されます

患部を冷やしても治らない場合は、施術を受けたクリニックを受診しましょう。

貼られたテープは医師の指示された期間は剥がさない


ほくろ除去の施術後には、患部に保護テープが貼られます。

保護テープには患部を外部刺激から守る効果があり、7〜10日ほど貼る必要があります。

ダウンタイムを長引かせないためにも、医師が指示した期間は保護テープを剥がさないようにしましょう

また、保護テープが剥がれた場合は、すぐに貼り直すことが大切です。

軟膏が処方されている場合は用法・用量を守る

ほくろ除去の施術後には、軟膏が処方されることがあります。

軟膏には患部の炎症を抑えたり、患部を保護したりするなどの効果が期待できます。

ダウンタイムを長引かせないためにも、軟膏が処方された場合は、用法・用量を守って使用するようにしましょう。

また、クリニックによっては、保護テープも処方されることもあります。

施術から10日程度は、保護テープと軟膏によるケアが一般的です。

医師からの注意事項に従う

ほくろ除去の施術を受ける際に、医師から施術後の注意事項の説明があり、以下のような説明を受けるのが一般的です。

  • 施術からしばらくの間は直射日光を避ける
  • 施術当日のお酒やタバコは控える
  • 激しい運動は避ける

ダウンタイムを長引かせないためにも、医師からの注意事項には従うようにしましょう。

ほくろ除去のダウンタイム後に跡が1年以上消えない場合の対処法


ほくろ除去の施術から数ヶ月経つと、炎症後色素沈着が起こることがあります。

炎症後色素沈着は一時的なもので、ダウンタイム中に消えるのが一般的です。

ほくろ除去の施術から1年以上経っても跡が消えない場合は、色素沈着が起こっている可能性があります。

色素沈着が起きている場合は、施術を受けたクリニックで、肌の状態を診てもらうことをおすすめします。

ほくろ除去で後悔しないためのクリニックの選び方


ほくろを除去するのであれば、後悔したくないと考える方が多いのではないでしょうか。

ここでは、ほくろ除去で後悔しないためのクリニックの選び方を詳しく解説します。

自分に合った施術が受けられる

ほくろには種類があり、それぞれに適した除去方法があります。

そのため、自分の悩みに合った施術が受けられるクリニックを選ぶことが大切です。

適切な施術を受けることで、ほくろ除去の効果は高くなります。

また、ダウンタイムの短縮につながることもあるでしょう。

カウンセリング時には、自分のほくろに適した施術方法を確認し、疑問点などはその場で解消しておくと安心です。

通いやすい場所である

ほくろの除去は1回で完了する場合もありますが、ほくろの種類によっては複数回通院が必要な場合もあります。

そのため、クリニックは通いやすい場所にあるクリニックを選ぶことも重要です。

クリニックが遠方にあると、通うことがストレスとなってしまうかもしれません。

自宅や職場の近くなど、通い場所にあるクリニックを選ぶことで、ストレスなく施術が継続できるでしょう。

医師の実績や経験が豊富である

ほくろ除去のクリニックを選ぶ際、医師の実績や経験なども確認しておくとよいでしょう。

ほくろ除去の実績や経験が豊富な医師であれば、適切な施術をしてくれる可能性が高くなります

適切な施術を受けることで、ダウンタイムの短縮につながる可能性もあります。

医師の実績や経験はクリニックの公式サイトなどで確認できます。

トラブル回避のためにも、事前に確認することが大切です。

ほくろ除去のダウンタイムに関するよくある質問


最後にほくろ除去のダウンタイムに関するよくある質問を紹介します。

ほくろ除去を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ほくろ除去のダウンタイム中は仕事をしても良いですか?

ほくろ除去の施術にダウンタイムはありますが、仕事を休む必要はないでしょう。

患部に赤みや痛みを感じることもあるかもしれませんが、日常生活に影響することはありません

しかし、施術から10日程度は保護テープを貼る必要があります。

テープの色は目立ちにくい色ですが、貼った状態で仕事をすることが厳しい場合は、ダウンタイムを考慮したうえで、施術を受けることをおすすめします。

ほくろ除去の施術部分を乾燥させてしまった場合はどうしたら良いですか?

ほくろ除去後に患部が乾燥してしまうと傷口が硬くなり、かさぶたが剥がれにくくなるため、傷跡が残りやすくなることもあります。

乾燥が気になる場合は、患部に軟膏や保湿剤を塗って保湿することが大切です。

かさぶたが硬くなってしまっても、無理やりかさぶたを剥がす行為は避けましょう。

患部が再度傷つき傷跡が残ったり、感染症を引き起こしたりするリスクが高まります。

ほくろ除去のテープはいつまで貼りますか?

ほくろ除去後の保護テープの使用期間は施術方法によって異なります。

施術方法 保護テープの使用期間
レーザー治療 7~14日程度
電気メス 7~14日程度
切開法 14日程度
くり抜き法 10~14日週間程度

ただし、これらの期間は目安なので、医師の指示に従って使用期間を守るようにしましょう。

ほくろ除去後のダウンタイム中に化粧をしても良いですか?

保護テープを使用している期間は、保護テープの上からメイクが可能です。

患部へ直接メイクできるのは、保護テープの使用期間が終了してからです。

化粧水や乳液などのスキンケアアイテムも、成分によっては患部に炎症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

まとめ


この記事では、ほくろ除去のダウンタイムについて詳しく解説しました。

ほくろ除去のダウンタイムの症状は赤みや凹み、かゆみや痛みなどが一般的です。

また、ダウンタイムの期間は施術方法によって異なりますが、1週間から2週間程度です。

ただし、ダウンタイムの過ごし方に気を付ければ、ダウンタイムを短縮することも可能でしょう

この記事を参考に、ほくろ除去のダウンタイムを正しく過ごしましょう。

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