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ヒアルロン酸

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ヒアルロン酸注射の馴染むまでの期間は?注意するポイントや効果を長持ちさせるコツなどを解説

ヒアルロン酸注射は理想の自分を実現するために、比較的手軽に受けられる美容施術として人気があります。

しわやたるみを解消したり、顔のバランスを整えたりといった効果が期待できるヒアルロン酸注射ですが、「馴染むのにどれくらいかかるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ヒアルロン酸注射が馴染むまでにかかる期間を解説します。

また、早く馴染ませる方法や、馴染むまでやってはいけないことも併せて紹介します。

この記事を読めば、ヒアルロン酸注射がどのような過程で馴染んでいくのか理解できるので、施術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ヒアルロン酸注射とは?


ヒアルロン酸注射とは、顔のしわやたるみを改善するために、皮膚にヒアルロン酸を注入する美容施術です。

注射する部位や方法によっては、輪郭をスッキリさせたり、顔のバランスを整えたりと、さまざまな悩みに対応できます。

メスを使わない治療方法で、日常生活への影響も少なく、手軽に受けられることも人気の理由です。

ヒアルロン酸は、注入後は時間の経過とともに体内に吸収されるため、馴染むとナチュラルな仕上がりが期待できます。

ヒアルロン酸注射が馴染むまでの期間


ヒアルロン酸注射はすぐに馴染むものではなく、注入した部位が美しく仕上がるまで時間がかかります

ここでは、ヒアルロン酸注射が馴染むまでの期間や、馴染むのに時間がかかる理由と施術後の経過を解説します。

完全に馴染むのは施術後2〜4週間後

ヒアルロン酸注射後、皮膚に馴染んで美しく仕上がるまでに、2週間〜4週間かかるのが一般的です。

施術後は注入部位に腫れやむくみを感じることがありますが、徐々にヒアルロン酸が皮膚に馴染んでいきます。

ただし、完全に馴染むまでにかかる期間には個人差があり、1週間で馴染んだと感じる方もいれば、1ヶ月かけてゆっくりと馴染んでいく方もいます。

正しい施術方法で注射していれば、徐々にナチュラルな仕上がりになるため、焦らず待つことも大切です。

ヒアルロン酸が馴染むまで1ヶ月ほどかかる理由

馴染むまで1ヶ月程度かかるのは、ヒアルロン酸の性質と肌周期に理由があります。

ヒアルロン酸は水分を吸収し、保持する性質を持つ物質です。

注入されたヒアルロン酸は、時間をかけて周囲にある水分を吸収していくことで、他の部位と同じ質感へと変化します。

また、新しい肌の細胞が作られ、古い細胞が角質として剥がれる肌周期は約28日です。

ヒアルロン酸が注入された皮膚は、肌周期に沿って再生されて馴染むため、美しい仕上がりになるまでに1ヶ月程度かかります。

ヒアルロン酸注射の施術後の経過


施術直後は、施術部位に腫れやむくみが発生することがありますが、数日程度でヒアルロン酸が周辺の水分を吸収し始めます。

1週間を過ぎるころには、ヒアルロン酸が周囲の皮膚に馴染み始め、徐々にナチュラルな仕上がりに近付いていきます。

このころからは、注入部位の異物感や腫れ、むくみも少なくなっていくでしょう。

2週間〜3週間経つころには皮膚が柔らかさを取り戻し、4週間以降はより自然に近い形で馴染むようになります。

ヒアルロン酸の効果の持続期間


ヒアルロン酸注射による効果は6ヶ月〜1年程度持続しますが、個人の体質や注入量、注入部位によって異なります。

効果を長持ちさせたい場合は、施術前のカウンセリングで希望を伝え、持続期間も考慮した施術にできるかを確認しましょう。

ただし、注入量が多いと施術後の腫れやむくみが強く出る可能性もあるため、希望と適正量のバランスを医師と相談しながら、無理のない施術内容を選択することが重要です。

ヒアルロン酸が馴染むまでやってはいけないこと


早くナチュラルな仕上がりを実感したいと焦るかもしれませんが、ヒアルロン酸が馴染むまで以下の行為は避けましょう。

  • 施術部位を刺激しない
  • 血行が良くなる行為をしない
  • マッサージをしない

それぞれ詳しく解説します。

施術部位を刺激しない

ヒアルロン酸は皮膚に注射針を使用して注入するため、注入部位を頻繁に触ったり押したりすると、注射痕から感染症を引き起こすリスクが高まります。

施術直後は異物感が気になり、つい触ってしまうかもしれません。

しかし、注入部位から感染を起こすと患部に腫れや痛みが発生し、感染症に対する治療が必要になります。

特に、施術してすぐは、ヒアルロン酸を注入した部位にはできるだけ触れないようにしましょう。

血行が良くなる行為をしない

ヒアルロン酸注射の直後は、サウナや長時間の入浴、筋トレ、アルコールなどの血行が良くなる行為を控えましょう。

血流が促進されると、腫れや内出血、痛みが強く出る可能性があります。

施術当日は、湯船に浸からず短時間のシャワーで済ませ、体を温めすぎないように注意しましょう。

施術後はできるだけリラックスできる環境で過ごし、十分な睡眠やバランスの取れた食事を心がけることが大切です。

マッサージをしない

施術後にマッサージすると、注入したヒアルロン酸が圧迫されて移動し、均一に馴染まなくなる可能性があるため注意が必要です。

ヒアルロン酸注射は、ナチュラルな仕上がりを目指して計算された方法で施術されるため、圧迫することで形が崩れたり、左右差が生じたりとバランスが悪くなることがあります。

理想の仕上がりにするためにも、医師の指示に従い、注入部位を揉みほぐすことは避けましょう。

ヒアルロン酸を早く馴染ませる方法


残念ながら、ヒアルロン酸を早く馴染ませる方法はありませんが、トラブルを避けてスムーズに馴染ませることは可能です。

トラブルが発生すると対処や治療が必要になり、余計な時間がかかってしまいます。

注入部位を頻繁に触ったり、マッサージしたりせず安静に過ごすことで、不要なリスクを避けられるでしょう。

また、睡眠時間の確保やバランスの取れた食生活を心がけることも大切です。

ヒアルロン酸注射の効果を長持ちさせる方法


効果をできるだけ長く維持するには、適切なアフターケアが欠かせません。

特に、保湿と紫外線対策は重要です。

ヒアルロン酸は水分を吸収・保持する性質を持つため、皮膚が乾燥するとボリューム感が失われやすくなります。

化粧水や保湿クリームで十分に保湿し、皮膚の水分量を維持することが大切です。

また、紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、ヒアルロン酸の分解を促進するため、日焼け止めや日傘を活用しましょう。

ヒアルロン酸注射後にボコボコしている場合の原因と対処法


ヒアルロン酸注射後に、注入部位がボコボコしていると感じる場合、いくつかの原因が考えられます。

ここでは、ボコボコする原因とどのように対処すれば良いかを解説します。

ボコボコする原因

ヒアルロン酸注射で皮膚がボコボコする原因は、主に以下の3つです。

  • 注入したヒアルロン酸の量が多かった
  • 注入した部位が浅すぎた
  • 肌質によってボコボコしている

それぞれ詳しく解説します。

注入したヒアルロン酸の量が多かった

注入量が多すぎると肌がボコボコになり、不自然な仕上がりになるリスクがあります。

ヒアルロン酸の適量は施術部位や目的によって異なり、顎では0.5cc〜3ccが目安です。

各部位の適量より多い場合はヒアルロン酸が馴染みにくくなり、ボコボコした感触を感じる可能性が高まります。

しかし、適切な量を注入しても、施術直後は腫れやむくみによって違和感を覚えることがあります。

注入した部位が浅すぎた


ヒアルロン酸を注入する部位が浅すぎることも、ボコボコした仕上がりになる原因の1つです。

皮膚は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されており、ヒアルロン注射は通常、真皮層から皮下組織の深さに注入されます。

しかし、しわの改善や細やかな調整を目的として、施術方針で浅い部位に注入することもあります。

ヒアルロン酸が皮膚の表面近くに位置すると目立ちやすくなり、ボコボコ感の原因となることに留意が必要です。

肌質によってボコボコしている可能性もある

肌質による影響も、ヒアルロン酸注射によるボコボコを感じやすい原因です。

特に、生まれつき皮膚が薄い方は、適切な位置に適量のヒアルロン酸を注射している場合でも、注入部位が目立つことがあります。

また、ゆっくりと時間をかけてヒアルロン酸が浸透していく体質の方は、施術してすぐはボコボコしているように感じやすいかもしれません。

ヒアルロン酸は時間の経過とともに吸収されていくため、肌質によっては接受後にボコボコ感があっても次第に馴染んでいきます

ボコボコしている場合は数週間様子を見る

肌質や注入量が原因で起こる施術部位のボコボコは、ヒアルロン酸が馴染むと解消される可能性があります。

馴染むまでには2週間〜4週間かかるとされているため、まずは1ヶ月程度様子を見ましょう

注射から1ヶ月以上経ってもボコボコが解消されなかったり、程度がひどかったりする場合は医師に相談する必要があります。

ヒアルロン酸を分解するヒアルロン酸溶解剤を注入すれば、自然な形に戻すことも可能です。

ヒアルロン酸を注入する際の注意点


ヒアルロン酸注射を検討する際は、以下の注意点を押さえておきましょう。

  • 施術部位や体質に合わせて注入する
  • 適切な頻度で施術を受けて正しくメンテナンスする

それぞれ詳しく解説します。

施術部位や体質に合わせて注入する

ヒアルロン酸注射で理想の自分を実現するためには、施術部位や体質に合わせた施術を受けることが大切です。

注射する部位や注入量はもちろん、どのような副作用が起こる可能性があるのか、事前に医師に確認しておきましょう。

カウンセリング中は医師の説明を聞くのに精一杯になってしまうことも多く、自宅に帰ってから疑問が生じたり、聞き逃したことに気付いたりすることもあります。

疑問をそのままにせず、施術前に解消しておくことが重要です。

適切な頻度で施術を受けて正しくメンテナンスする

ヒアルロン酸は、6ヶ月〜1年で完全に吸収されてしまうことが多いため、効果を持続させるためには継続して施術を受ける必要があります。

しかし、頻回な施術はトラブルが発生するリスクが高まることに注意が必要です。

ヒアルロン酸を打ちすぎると、不自然な仕上がりになったり、皮膚が伸びてしまったりする可能性があります。

施術の頻度やメンテナンス方法は、医師の指示に従うことが大切です。

上野美容外科・美容皮膚科のヒアルロン酸注射に関する詳細は、こちらをご覧ください。

ヒアルロン酸注射に関するよくある質問


ヒアルロン酸注射を検討する際に多くの人が抱く疑問や不安に関して、詳しく解説します。

事前に少しでも不安を解消し、安心して施術を受けられるよう参考にしてみてください。

ヒアルロン酸注射を受けた後の腫れのピーク

腫れのピークは個人差がありますが、一般的には術後24時間〜48時間です。

施術直後は腫れの程度が少ないことが多く、徐々に症状が顕著になり、24時間後以降にピークを迎えます。

ピークを越えると少しずつ腫れは治っていき、数日後にはほとんど気にならない状態に戻ることがほとんどです。

ただし、体質や生活習慣によっては、腫れがなかなか引かない場合もあります。

施術後はアルコールの接種や激しい運動は避け、時間が経っても引かない場合は医師に相談しましょう。

ヒアルロン酸注射の正しいケア方法

注入部位に腫れやむくみが起こったときは、適切に冷やすことで症状を緩和できます。

氷を入れた袋や保冷剤をタオルで包み、腫れている場所に優しく当てましょう。

強く押し当ててしまうと、ヒアルロン酸が均一に馴染まなくなる可能性があるため注意が必要です。

また、保湿は肌の乾燥を防ぎ、ヒアルロン酸の効果を長く維持したいときに有効なケアです。

注入部位を刺激しないよう丁寧にケアするだけでなく、刺激成分の少ない保湿クリームを使用すると良いでしょう。

まとめ


この記事では、ヒアルロン酸が馴染むまでの期間や早く馴染ませる方法を解説しました。

一般的に、ヒアルロン酸は馴染むまでには2週間から4週間かかります。

注入部位は不用意に刺激せず、睡眠時間の確保やバランスの取れた食事を心がけることが大切です。

ヒアルロン酸注射を検討している方は、上野美容外科・美容皮膚科へご相談ください。

実績豊富な医師が1人1人に合った治療方法を提案し、副作用や正しいケア方法も含めて丁寧にアドバイスします。

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