ハイフ（ウルトラセルZi）

ハイフは、高密度焦点式超音波を連続照射し、たるみやシワを改善する治療法です。
ダウンタイムもほとんどなく「切らないフェイスリフト」と呼ばれ人気の高いたるみ治療です。

たるみは筋膜の間にあるSMAS層がゆるむことで引き起こされると言われています。HIFUはそのSMAS層にピンポイントで熱損傷を与え、コラーゲンの生成を促し、皮膚の引き締め効果をもたらします。

当院では、韓国創業の世界60か国以上に展開するグローバルな美容医療機器メーカー「Jeisys Medical Inc.」が開発した最新機器【ウルトラセルZi】を採用しております。

・施術前に医師が肌状態を細かく診察

医師がたるみの強い部位やコケている部位等を確認した上で、照射方法を決定します。看護師に照射範囲やパワーの強さ等、お悩みに合わせた設定値の指示を出し施術を行っています。

・フルオーダーメイド治療で患者様ごとの照射を

施術前に看護師が再度患者様に気になる部分を確認し、すり合わせを行います。肌状態を確認し、医師の指示をもとにコケている箇所やたるみの強い箇所をマーキングし、しっかり照射するところ、あえて照射を避けるところを明確にします。

また、お顔の大きさやお悩みに合わせて照射方法を変更しているので、人によってショット数が異なります。マニュアル的な照射ではなく一人一人に合わせた方法で行うためにあえてショット数は明確に決めず、幅を持たせています。

・美容医療経験年数5年以上の看護師が必ず施術を担当

当院では美容医療未経験の看護師や、経験年数の浅い看護師は採用していないため、毎回必ずベテラン看護師が施術を行います。皮膚科施術は担当する看護師の技術力で結果が大きく変わります。

解剖生理学を理解した看護師が、避けるべき神経の位置をマーキングした上で照射を行っているため、当院ではハイフのトラブルで多い神経損傷による顔面麻痺や、火傷といった事故は起こっておりません。

★ハイフで頬がコケたと言われる理由★

医師や看護師が事前に患者様の肌状態や悩みを正確に確認せず、全員に同じマニュアル照射をしているとハイフの照射で頬コケが悪化してしまうことがあります。

ハイフには脂肪層にアプロ―チして脂肪を減少させるモードがありますが、既にコケている部位やコケやすそうな骨格の方にもそのモードで照射をしてしまうことで頬コケが悪化します。
当院では必ず医師と看護師の両方で事前に肌状態を確認した上で、照射方法を決定しているため頬コケが悪化することはありません。

たるんだ筋膜が引き締まる

たるみの原因のひとつに脂肪層と筋層の間にあるSMAS（筋膜）のたるみが見られるようになります。ウルトラセルZiはこの筋膜にピンポイントで熱損傷を与えて筋膜をギュッと収縮させることで、施術直後から肌たるみの引き上げ効果をご実感いただけます。

コラーゲンの増生

肌のハリや潤いの源となる皮下組織や真皮のコラーゲンを作り出す線維芽細胞は、年齢とともに減少していきます。ウルトラセルZiは熱作用によって線維芽細胞を刺激し、活性化させます。コラーゲン生成の活性が促されることによって、コラーゲンの新生が最長で6カ月にわたって続くため、中長期的な効果も期待できます。

脂肪細胞を溶解してスリムに

脂肪層にハイフを照射すると、脂肪細胞の破壊（溶解）と排出が起こります。効率よく脂肪層にエネルギーを照射できる専用モード「リニアモード」を使用することで、落ちにくい二重顎や頬の脂肪の部分痩せを行うことが可能です。

施術時間を短縮

従来の機械と比べて照射速度が倍になり、リニアモードは半分の時間で施術が可能になりました。もちろん効果は従来通りです。
忙しくなかなか時間が取れない方でも受けて頂きやすくなりました。

痛み軽減・麻酔不要

ハイフで痛みを感じる理由は、コラーゲン生成に必要なタンパク変性が始まる温度を大幅に上回る高熱で照射するため、熱感を強く感じるからだと言われています。ウルトラセルZiは、このタンパク変性を引き起こし始める温度を少し上回る温度（63℃前後）で安定照射できるため、従来機よりグッと痛みが軽減され麻酔を使用しなくても施術が受けられるようになりました。

目元の小じわ・たるみに

目元専用のカートリッジで目元ギリギリまで照射が可能になったため、目元のお悩みもしっかり治療できます。

マーキングの様子

一緒に鏡で確認しながら、コケやすそうなところは照射を行わないようにします。

オトガイ神経、眼窩下神経など重要な神経の位置もマーキングします。
誤って神経に照射することがないよう細心の注意を払いながら施術を行います。